no title - 2012.08.31(ポケットの窓から)
はる 4082
八月も今日でお仕舞いですね。しかし、今日もハンパでない暑さでした。午後になって少し雨が降ったので少しは過ごしやすくなったようですが、まだまだ続きそうですな。
明日は地元の美術団体の裸婦デッサン講習会があります。もうすでに受付は〆切られていると思いますが、会員や準会員の方は無料ですからこっそりもぐりこめば分らないと思います(これは内緒の話ですので大っぴらにしないでください)。私はスタッフで明日一日だけ参加します。美術館の結構大きな講義室を使って毎年開催しているのですが、50人前後(ほとんどがシルバー族です)の参加者が一心不乱に絵を描いている姿は一種異様な迫力があります。
少し閑話休題
絵を描くという行為にも二種類あるように思う。裸婦デッサンやクロッキーのようにモノを見て描くと言った場合と、全くモノを描写するということから離れて心の中のカタチを探り出す、そのための道具として絵を描くという場合とがある。
前者の場合は明らかに技術を要するので、運動選手が毎日訓練するように演奏家が毎日レッスンするように手を動かし続けなくてはならない。見えたものを描くのではなくどう観えたかを描くのだ。ここのところが一番大事なところ。
後者は具体的な形や色が伴っていないかもしれないし、技術はかえって邪魔になるかもしれない。無意識になる訓練も必要かな。そうやって茫洋とした混沌のなかから自分が呼ばれるカタチと色を探り出す事だ。自己表現か。、自分を通して多くの人に共通する何かを、いま自分が一番ビビッドに共感するすること、いま伝えなきゃならないことを考えるというようなことか。ただの壁の飾りじゃ残り少ない時間をかける意味も無いからね。
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「猫町古本市」のお知らせ - 2012.08.30(you tube)
火星無人探索機キュリオシティー
第3回「猫町古本市」を開催いたします。
時 2012年9月28日(金)~30日(日) 11:00~18:00
「こうふのまちの芸術祭」(9月22日~10月8日)連動企画。
所 cocochi(ココチ) 〒400-0031 甲府市丸の内1-19-21 2F
甲府・紅梅通り 南側 レストラン Bar Slow バールスロー の上階
電話 055-287-8619
今年も古本市を開きます。お手持ちの古書、著書、雑誌、レコード、パンフレット、絵葉書、手造りの品等々出品していただけませんか。
ご出品いただける方は、お手数ですが、前々日までに「cocochi」にご自身で搬入していただくか、または宅配便でお送りください。その際、「付箋」に出品者名、ご希望の売値を記入して本の奥付に貼付してください。後日、基本的に売り上げ全額をお渡しします。
残品は最終日17:00までに搬出してください。残本の処理をこちらで代行することもできますし、着払いの宅配便で返送することも可能です。ご相談ください。
会期中は会場にぜひ遊びにおいで下さい。お茶とお菓子を用意してお待ちしております。無駄話に大いに花を咲かせましょう。
(なお、専用の駐車場はありません。近くの駐車場をご利用ください。)
問い合わせ:
飯野正仁 ぜろごご にごに にいちごろく
または eno47652156 あっとまーくhotmail.co.jp
ご出品いただける皆さま、会期までは少し日がありますが、出品物を「ココチ」あてお送りいただいても構いません。奥付に出品者名、希望価格のご記入をお忘れなくお願いたします。
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チェロの独修 - 2012.08.29(ポケットの窓から)
はる 4080
長くチェロで遊んでいるけれど、いっこうに上手くならない。上手くならない理由の一つが長い間の独習の癖が抜けない、抜こうとしないところにある。どういうことかと言えば、チェロのような弦楽器にはギターのようなフレットが無い。ではどうやって正しい音程を測るのかと言えば、全て指の形で決まっているらしい。私のようなギターから流れてきたような独修派はどうしても位置=ポジションで押さえようとするから、音程がままならない。
つづきは書けたら。
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面白い - 2012.08.28(ポケットの窓から)
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夏休みは終わった - 2012.08.27(未分類)
アッと驚く修正
はる 4078
二ヶ月近くあった長い夏休みが今日で終わる。明日は久しぶりに生徒の前に立つ。まぁ夏休みも普段もあまり代わり映えしないのが私の仕事の寂しいところだが、それでも授業があることで多少の緊張感がある。
還暦を過ぎると普通は定年退職となって現場からご勇退するということになる。毎日が日曜日で何もすることが無いというのは結構つらいだろうなと推測する。
昔と違ってまだまだ実際のところ働けるわけで、よほど間抜けなぐーたら人間で無い限り何もしない日々など耐えられないのじゃないかと思うんだな。世の中からあなたは必要ないよといわれている気がしてね。どうなんだろう。
退職したら好きなことをやるんだと思っているかもしれないが、まぁ実際に暇になってしまうとなかなか趣味ばかりと言うわけにはいかないのだな。暇になってやる趣味は「暇つぶし」的でね、やってもつまらない、面白みに欠けるものになる。もし老後は趣味に賭けようと思うなら、実生活の時から幾ばくかの時間を趣味に当てておかねば難しいね。
幸か不幸か私などは趣味が仕事なので一生働くということだ。生きている間は仕事して、働けなくなったら静かに消えてゆく、それが最後の望みだ。
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no title - 2012.08.27(ポケットの窓から)
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裸婦クロッキーのアルバム1 - 2012.08.26(ポケットの窓から)
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長い旅 - 2012.08.25(ポケットの窓から)
はる 4076
下塗りというのか下地に色んな色の布をコラージュすることにしたのは、多分いずれ色が消えてモノクロームに近いものになることが多いと分っているからだ。実際の絵の具の数は驚くほど少なくて三原色に白黒を入れても10色足らずだろう。いや色など少ない方が混乱しないでいいように思うのだが、まぁそうとばかりもいえないか。
最初は色んな色がちらちら見えてそれはそれで結構楽しい。色で遊ぶといった感じだろうか。どうやっても周りの色に引きずられてそれにあった色調になるようだ。原色のビビッドな配色だとそれにあった色を自然に置いている。そういった何も考えない作業は新鮮で面白い。
そういった過程で出てきたイメージで絵が出来ても面白い。あまり深く考えないで、成り行きに任せて自由に遊べたらそれはそれで楽しい。半分ぐらいはそんな感じで絵が出来てくる。
ところがそれだけじゃ満足しない何かが出てくる。もっと色を落とした暗い画面が欲しくなる。色味は地味な汚れた汚い色だ。汚い色が好きなのかな。モノクロームの墨色が出てきてやっと落ち着く。これが私の本来の色なのかな。だからと言ってポップな明るい色味が嫌いなわけではない。まぁ色んな面を持っているということだろうか。
上の絵はそんな過程で出てきた小さな絵だけれど、なかなかいい感じだと思っている。誰かから送られてきたはがきにインドのヴェナレスの写真があった。なんとなく気になってアトリエの壁に貼り付けてあったのだが、その光景が頭にあってこの絵が出てきた。
ヴェナレスはヒンズー教の聖地。
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ちょっと涼しくなる映像 - 2012.08.24(ポケットの窓から)
ちょっと涼しくなる映像
はる 4076
そろそろ夏も終わりかな。
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no title - 2012.08.23(ポケットの窓から)
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厄介な領域 - 2012.08.22(ポケットの窓から)
はる 4074
世論というのは全く当てにならない、誰かの意志で変えられるということが今回の件で学習したはずなんだけれど、どうにも三流の頭では誤魔化されしまいそうになる。新聞やテレビやラジオが正々堂々と正義を伝えていると思うのは大いに間違いだ。マスコミや世論と言うものは要するにその集団の大よその意識、意見を代弁しているに過ぎないということなんだな。
だからよく騙された、それを指導した上層部が悪い、やれ裁判だ、吊るし上げだというけれど、結局のところ元をただせば自分の中にそういった部分があったということなんだな。みんな他人事のようにやれ東電や政府の官僚だけが悪いようにいうけれど、そこだけを悪者にして魔女狩りしても、結局また同じことをやらかすんだな。人間と言う奴は変らない。
みんながやっているとか、どうもそうらしいというデマやうわさがいつの間にか一人歩きしてそれ以外の意見や考え方を排除する、悪くすれば攻撃する、非国民と言う事になって寄ってたかって叩き潰す。もうそうなると集団的なヒステリー状態で何も見えなくなる。
今問題になっている学校の『いじめ』なんかも根の部分は同じなんじゃないかな。KYなどと言って周りに合わせられない、少し変った人間を排除する、黙って見過ごしてしまう、嫌なものを嫌だといえない、同調した振りをする。まぁこれは今に始まったことじゃないけどね。大なり小なり集団には付きまとうマイナスの力だ。
領土の問題はよく分からないなぁ。むろん一番ナショナリズムをかき立てる厄介な領域だけれど、昔から色んなところで紛争が絶えないわけだから、凄く根が深いもんだいではあるな。昔からここは私の土地だったといっても、どこまで昔に戻るのかによって変ってくるわけで、極端な事言えばアメリカはインディアンのものだったから彼らに返すのが正しいのか、今現在の力関係で決まってくるようにも思う。
それにしても今色んなところで同時多発的に問題が起きるのは、問題のすり替えを起こして目線を変えようとしている輩がいるのじゃないかと勘ぐってしまう。さてこの件で誰が得をするのかようく考えてみよう。
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エトルリア美術 - 2012.08.21(ポケットの窓から)
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秋は展覧会が目白押しだ。 - 2012.08.20(ポケットの窓から)
はる 4072
記事を書いたけれど、あやまって消してしまった。もう書く気にならない。又明日。
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ありふれた日常の一コマ - 2012.08.19(ポケットの窓から)
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こうふのまちの芸術祭2012・榎並和春個展 - 2012.08.18(ポケットの窓から)
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風土 - 2012.08.17(ポケットの窓から)
はる 4069
午前中はかんかん照りの猛暑だったのだが、午後からは一転して黒雲が出てきて豪雨になった。まぁこういったスコールのようなにわか雨は山梨に来てから慣れっこになったけれど、今日の雨もけっこう凄いものだったな。
夜になると、雨のせいか少し涼しくなった気がする。秋の虫の音もちらほら聞こえるようになってきたぞ。そろそろ夏も終わりだな。
午前中時間があったので、美術館へゆく。山梨の生んだ画家ということで増田誠展をやっていた。生前からよく知られていた作家だったけれど、今ひとつ評価が上がらないのはどうした訳なんだろう。パリにながく住んでそこの風俗を絵にしたのは昔のエコールドパリのモジリアニとか藤田嗣治などと似ているけれど、それならそれでやや時代遅れだったのかもしれないな。挿絵とか水墨画の筆の走った即興画は面白いと思った。
日本人が西欧に住んで日本人の感性で絵を描いて成功したと思うのは三岸節子や木村忠太ぐらいだろうか。彼らの絵には油彩画だけれど日本人独特の水墨画のような自由な即興性がある。まぁ言ってみればあれは書に通じるところがあるな。即興性というのは水性の絵の具の大きな特徴で、にじみやぼかしを不可抗力として絵に取り込んでしまうまぁファジーな描き方だな。
私は15年ほど前に油性から水性に替えた。メジュームを水性に替えてみるとその自由度がよく分る。特に我々のような湿潤な気候に住んでいる人間にとって油彩画というのはなじまないのではないかと思う。何が何でも西欧の文物をありがたがって取り込んできた我々だったけれど、ふと気付いてみるともっと自由に選択してもいいところに来ているように思うな。無論油彩には油彩に良さはあるのだけれどね。
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no title - 2012.08.16(ポケットの窓から)
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ギャラリーSHIMA 個展DM - 2012.08.15(ポケットの窓から)
DM
■2012年 10/9(火)~10/14(日)
第61回・榎並和春個展
個展タイトル「日々礼賛4」
西宮・ギャラリーSHIMA
〒662-0036
兵庫県西宮市大井手町7番地15号
TEL:0798-70-7000
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こうふのまちの芸術祭2012連動企画 - 2012.08.14(ポケットの窓から)
昨年三月には信じられないようなことが起きてしまいました。ごく普通に暮らしてきた何気ない日々が、突如断ち切られて明日からはもうない、二度と同じ場所に立てない。そんな日が生きている間に来ることなど、にわかに信じられませんでした。深い悲しみと不安と怒りが今も消えません。 何気ない日常がいかに大切でいとおしい事か、そんなことを痛切に感じた一年でした。
懺悔と祈りと感謝、そんなことが表現出来たかどうかわかりませんが、今年もまたそんな作品を並べます。御来店こころよりお待ちしております。
Barslow バールスロー
2012 8/18(土)~9/20(木)
〒400-0031 山梨県甲府市丸の内1‐19‐21
TEL/FAX 055-226-8625
peace@bar-slow.com 営業時間
火~金 12:00~22:00(L.O.21:00)
土、日、祝日 12:00~18:00(L.O.17:30)定休日 月曜日
*************
はる 4066
DMは作りません。ここだけのお知らせです。ゆえに上の文章を及び画像をコピーして宣伝してください。よろしくおねがいします。
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裸婦クロッキー12/08/12 - 2012.08.13(裸婦クロッキー)
http://asobibe.blog.fc2.com/blog-category-4.html
はる 4065
昨日は一日クロッキーに出かけた。毎回のことではあるが、自分にとって描きよいモデルと描き難いモデルがいる。体型の問題もあるけれど、モデルさんが毎回工夫を凝らして挑んで来るようなモデルさんはこちらもやる気になる。反対に出来るだけ楽でありきたりなポーズばかりだったり、工夫の無いポーズだとお互いに段々と疲れてくるとやる気が失せてくる。
クロッキーのような一瞬の勝負のような絵は、緊張感がなくなれば線にすぐに現れる。自分が面白くおもって乗ってかけているかどうかはすぐに分る。昨日は比較的に描きいいモデルさんではあったな。
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no title - 2012.08.12(ポケットの窓から)
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インクより安いプリンター - 2012.08.11(ポケットの窓から)
はる 4063
バレーボールは感動しました。オリンピックのバレーボールと言えば東京オリンピックの東洋の魔女を思い出しますが、今時の魔女たちは美しいですな。
上の写真はパソコンの印刷機です。今までのプリンターは随分昔、もう10年以上前になると思う、最初にパソコン(ウィンドウズ98)をセットで買ったときに付属で付いていたもので如何せん古すぎた。パソコン本体は中古のXPを買ってきて自分で98に付いていたマイクロソフトのオフィス2000や画像ソフト、住所の管理ソフトやホームページビルダーなどをインストールしたので一応新しくなった。
で、プリンターはそのまま使っていた。メカ的には何の不具合も無く、故障もしないで10年以上を使ってきた。こうやって物理的に動く機械で何のメンテナンスもなしで10年動くと言うのは、結構優れものじゃないかな。
ところが一つ問題が出てきた。消耗品であるインクが生産されない型になって、すでに在庫に有るだけになってしまった。このプリンターのカラーインクは3色一体化したもので、どれか一色なくなっても交換しなければならないという、今では考えられないような不経済なものだ。何度も取替えたけれど、そこのところが大いに不満だった。
3色一体化したカートリッジというのは結構な値段であるというのが買った時から気になっていた。どうして一本一本交換できるシステムにしないのか、本体は型落ちすればどんどん安くなってゆく。それに比べて在庫の少ないインクはどんどん高くなってゆく、本体で儲けが出ないから消耗品で利益を出すようにしていると勘ぐられても仕方ないよな。
で、とうとうインクの在庫が無くなった。今度は注文して取り寄せになるというんだな。で、店員さんがこんな提案をする。今までのポイントが2000ほど溜まっているので、それを使うとインクをオーダーするよりも安く最新式のプリンターが購入できるというのだな。インクより安いプリンターというのはどうにも本末転倒でありがたい話しだなぁ・・。で、購入することに決定。
こういった機械は日進月歩。驚いた事にコピーはできるし、スキャナーとしても使える。もちろんインクは黒も入れて4色別々に交換できる。これでいったいどこまで使えるのだろうか。
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サウンドオブサイレンス - 2012.08.10(ポケットの窓から)
サイモン&ガーファンクル
サウンドオブサイレンス

はる 4062
昨日からの続き(繰り返しになるのでパスしてください)
報奨金で釣る、賞金で釣るというのは具体的で非常によく分かる。成績がよければお金がもらえるわけで、目に見えて効果が分る。オリンピックなどのスポーツなどもそうだが、だから色んな場合に即効果を狙うプロジェクトには利用される。短期的には一番モチベーションがあがる特効薬みたいなところがある。利用する方される方お互いに利があるわけだからいいじゃないかと思うのだけれど、何か引っ掛る。
何故そのことにこだわるのか少し考えてみたい。
一つはそこに微妙な価値の変換が行われていることだな。例えば『走る」という事で考えてみると、具体的には誰よりも速く走りたいという欲求が動機があるわけだ。世界記録がある。そこに近づきたい、どうすればより速く走れるか、自分との戦いに価値があるわけだけど、勝ちたい、メダルが、名誉が欲しいとなると全く違う価値ということにはならないか。
もう一つ具体的に考える。教育というのは純粋に個人の能力を伸ばすということが目的であるにもかかわらず、例えばテストでいい点を取る、順位を上げるということを目標にすると、できるだけ効率のいい学習方法を考える。勿論最初はそれでいいだろう。ところがこんな事が起きる。効率のいい要領のいい学習というのは如何に楽に手抜きできるか、ということを探すということに自分の能力を最大限に使うということに変化してゆく。個人の能力を伸ばすということが目的のはずが、如何に手を抜いて楽に好成績を取るかというゲームになってしまう。そしてやがてその一番要領のいい、実際には勉強しないでいい成績を取る輩が一番偉いということになる。全てでは勿論ないけれど、今実際にそういったゲーマーが上位の大学の学生ではないだろうか。
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Midori plays Ravel Tzigane - 2012.08.09(you tube)
Midori plays Ravel Tzigane
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何故走るか? - 2012.08.09(ポケットの窓から)
はる 4061
前に「教育に経済理論を持ち込む」ことの賛否がどこかで書いてあった。これは昨日の続きような話だけれど、短期的には凄く効率がいいし、結果的には目に見えて効果がでる。これは少し違うけれど、好成績をとれば奨学金を与えるとか、報奨金を出すこととやや似ている。
人というのは厄介な動物で、なれない仕事を与えられると誰でも集中してそのノウハウを自分のものにするために自分の能力を使って精一杯の努力をする。仕事的にはその時が一番効率的ではある。
・・・・又後で
雑用を済ませて、つれづれに続きを書こう。
昔色んなところでアルバイトをした。大きな会社で常備20人以上のアルバイト学生がいた。私は一応学生ではなかったから、バイトの中でも少しばかり時給がよく、バイト学生のまとめ役のようなことをしていた。自ら望んだわけではないが、年齢的なこともあったのかもしれない。
アルバイト学生にも色んなタイプがいる。凄くまじめに言われた事をきっちりやるタイプ。言われなくてもすすんで仕事を探すタイプ。後は典型的な出来るだけ手を抜くタイプ。同じ時給ならサボってなんぼってな調子のいいタイプ。
たかがアルバイトだけれど、されど仕事には変りは無い。これは結局後々の自分の生活スタイルと直接結びついているように思う。そっくりそのままの人生を歩むのだ。
言いたいことはそのことではない。
人は強制された仕事というのは如何に手を抜くか、サボるかということにその自分の持っている能力を最大限に使う。これは雇用者だけに凄くマイナスであるように思われるけれど、実のところ雇われた労働者側にとっても能力を無駄にした、ひいては人生を無駄にしたということで双方にとってマイナスとなる。
今日の新聞にオリンピックネタで「何故走るか?」というような事が記事になっていた。報奨金や奨励金を貰うことは確かに選手にとってありがたいことではある。多くの無名な大学がいい選手を集めるのに授業料免除や奨学金を与えるのににている。即効性はあるし、一番目に見えて効果的、経済効果を考えれば有効な手段のように思われる。
国や大学や企業はその団体の知名度を上げるために、国で言えば国威発揚のために、そういったことを利用する。ギブアンドテイクでお互い様、いいのじゃないと思うかもしれない。
でもしかし、少し考えて欲しい。「何故走るか?」個人にとって確かに一時の名誉や報奨金、奨励金、賞金、のようなものはありがたいものだ、けれど「何故走るか」の答えにはなっていない。短期的にはなるのだが、目標をメダルを取る事、賞金を取る事だけになってしまうと、その後が無い。選手生命はそう長くは無い。雇う側から見れば幾らでも替わりはいるのだけれど、個人にとっては人生は一度しかない。
走る事のなかに歓びや楽しみを見つけること、そうなれば走る事は一生の目標になる。人生になる。
何だかまとまりの無いものになった。又明日。
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報奨金 - 2012.08.08(ポケットの窓から)

はる 4060
オリンピックネタも色んなところで出ているのだろうね。昔は日本人がメダルを取れる種目はほとんど限られていて、まぁお家芸の柔道とかレスリング、体操とか重量挙げ、マラソンなどの個人競技か団体ならバレーボールぐらいしかなかった。夏の大会の華である陸上競技ではほとんどメダルの可能性はなかった。まぁ今もそれは変らないけれど、それでも水泳は一時の不振を払拭する成果を挙げたのじゃないのか。男女とも彼らの体つきを見れば昔の胴長短足の日本人の体型ではないな。
サッカーは男女とも素晴らしい成果だな。やはりプロが出来ると底辺の底上げができるのか、選手層が厚くなって昔の勝てないサッカーではなくなったようだ。
まぁ私にそんなコメントを誰も期待していないと思うので、少し違う視点から書いてみよう。思いついたまま。
学校の生徒などを見ていて感じる事は、野球部などの昔ながらの伝統的な管理型の選手型と、今時のサッカーを代表とするラテン系ののりを大切にする選手型があるように思う。
まぁよく分かるのは今までのパターンの管理型だな。彼らは良くしつけられていて、一糸乱れずまとまって何かするには適している。さしずめ軍隊に似ている。上からの命令は絶対で反抗する事はめったに無い。まぁこれも一概に悪い事ばかりではない。野獣のような十代の雄を兎にも角にも使えるようにきたえるには、手っ取り早くにはこの方法しかない。
問題は自己中なラテン的な生徒だろうな。兎に角ウルサイ。今までのような指導方法では彼らを動かす事はできない。最近はこんな生徒が多くなった。先生稼業も工夫が不可欠だな。大切な事は押さえ込んで火を消す事ではなく、反対に気持ちに「火をつけること」だろう。教えられる事などたかが知れたものだ。長い目で見ればこちらの方がより効果的だ。
オリンピックなどの選手強化の手段として例えば国がメダルを取ったものや、いい成績を取ったものに報奨金を出すというのや、国が率先して有望な選手を集めて育成するというのがある。今でも多分独裁的な政治体制の国は割りとそういうことをやっている。短期的にはそれは凄く有効だ。特に報奨金などを出せば、人間と言うのは欲深いものでそれを目標にがんばれるところも否定できない。ハングリーな精神が大切だなどと説教される。それは分りやすいけれどね。
でもね、それはちょっと難しいな。何が言いたいのかといえば、少し前の話とつながるのだけれど、結果が全てか、勝つことがだけが優先されると、勝てなかったら、また盛りを過ぎたら必要ないということになる。目標が、報奨金や奨励金めあてになる。大事なのは純粋にスポーツを楽しむこと、よりレベルの高い処に行くことで、自らの中に「火をつける」ことだろう。オリンピックレベルの人であるならそんな事はもうよく知っている。報奨金や奨学金で引き上げようというのはその程度の人間が考えたレベルの低い話だ。
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ベニスに死す - 2012.08.07(you tube)
マーラー ・ 交響曲第5番第4楽章
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秋口が見えてきた。 - 2012.08.06(未分類)
はる 4058
こういう雲を見ていると、ついつい子供頃の夏休みを思い出してしまう。
楽しかったのはお盆頃まで、その後は海が荒れるということや、水温が急激に冷えてきて寒くなってくると言う事や、そろそろ夏の宿題もやらなきゃという強迫観念で、友達も一人減り二人減りして段々と遊び仲間がいなくなる。
あれほどにぎやかだった海岸通りも「海の家」が片付け始めると、午後からは少し涼しい風が吹いてきたりする。夏の終わりはそれでなくとも寂しいのに、あぁ今年も終わってしまうんだなぁ・・という感慨がよけいに人恋しくさせる。
私の人生も折り返し点も過ぎて、秋口が見えてきた。
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手紙 - 2012.08.05(ポケットの窓から)
はる 4057
そうですね。この部分はデリケートな部分で、こうして思ったことをあまり熟慮しないで書き散らかしていると。とんでもない誤解をうむだろうなと思いながら書いていました。
でもまぁ、ひとり言のような文章なので、あまり深く考察すると筆が進まなくなってしまうので、人を傷つけない限り頭に上ったままをこれからもそのまま書くことにします。
よく勉強した人ほど試験の前に緊張するらしい、分らないところが分っている、自分を知っているからで、自分の身の丈を知らない人ほど楽天的に短絡的に物事を捉えるらしい。間違えていたら、寝言と許してくださいな。
世界を知らない田舎者の人間ほど非常識に自分の論理を人に押し付けて平気なものです。たまたま他国に先駆けて西欧化した日本は有頂天になって自分の勢力を隣国まで拡大しようとした。そのことは今更隠せない事実ですね。
初めて持った大きな力を試してみたいと思うのは、子供と同じですね。軍部だけが悪いように、国民は被害者のようによく言われますが、今回の原発の件でもわかるように上手い具合に世論を作り上げられて、反対できないような雰囲気にもって行くのは常套手段のようです。そういう意味で民主主義という人気投票的な政治は独裁政治を生む土壌ですね。怖い事に。
個人的な事でいえば、どこの家庭もそうだったように我々の世代の家庭はまだ少なからず封建的な家父長制のような「家」の意識が明確にあった。少しオーバーに言えば、そんな家族の中で年齢的にも一番下であるというのは、飼い犬の次ぐらいの権利しかないように思ったな。
理不尽な押し付けに対する無言の抵抗という習慣はその頃からめばえたのかもしれない。反対に言えばマイノリティな勢力に対するシンパシィは人一倍あるつもりです。
何が言いたいのか分からなくなりました。又書きます。
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JYUDO2 - 2012.08.04(ポケットの窓から)
はる 4056
世界には色んな文化や文明が開化して隆盛を極めてやがていつの間にか消えていった。侵略されたり、何か大きな災害に襲われて無くなってしまった町もあったかもしれない。幸いな事に日本は海に囲まれていたおかげで他国に侵略されるということが無かった。唯一占領されたのはこの間の戦争に負けたときだけだ。
日本のこの独特な文化が生まれた土壌は基本的には周りを海に囲まれている海洋国家であるというところからでてきている。多くの優れた文物は海を渡ってやって来た。まるで吹き溜まりのように集まって出てゆくところがない。積もり積もってやがては醗酵して独特の文化に変成していった。
良くは調べていないから間違えているかもしれないが、思いついたことを書いてみる。
昨日武道の話を描いた。武道の真髄は勝つことではない。勝つことは結果であって決して目的ではない。そこがスポーツのJYUDOと違うところだ。結果が全てではない。如何に正々堂々きれいに美しく戦ったか、その日々の鍛錬の仕方そのものが大事であって、結果はどうでもいいのだな。まぁカッコよく言えば生き方の問題だと思う。
そういうと、結果が全てで試合で勝てない、結果が出せない選手は消えてゆくじゃないかと言われる。確かにその通りなんだ。だからそこがただのスポーツと違うところだと思う。戦争で言えば負けた国や民族は淘汰されてこの世から消えてなくなってしまう。まぁそれでもいいかというところが確かにあるんだな。我々の根底にあるのはまぁ『潔さの美学」のようなところがある。
そんな民族は多分大陸国家であったなら、たぶん百年も持たなかったであろう。他の民族によって淘汰されてしまったであろう。ところが、我々が海洋国家であったがために奇跡的に他国に「侵略されることなく、何千年も同じ言語を話す似たような民族だけで一つの国を確保してきた。これは何回も書くけれど奇跡的なことなんだな。
日本は今まさに開国を迫られている幕末のようなものだ。今、国を開いてしまうと今までの日本ではなくなってしまう。選択としてJYUDOをとるのか柔道をとるのかと言う事だろう。
私は武道としての柔道の生き残る道はJYUDOから離れる事だと思うな。これは柔道だけではなく色んなところでも出てくる問題だ。
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