はる 3575
昨夜また大きな地震があった。この間のことがあったので、すぐにテレビをつけて原発がどうなったかチェックする。別に私は保安員でもないので誰から頼まれたわけでもないのだけれど、またぞろ電源が止まったのではないか、施設が壊れたのではないか、放射線の漏れはないか、などなど。全くの素人で一般大衆の一人である私でさえ、このぐらいの心配はする。
案の定女川の原発の電源は止まって、非常用のディーゼル発電一つがようやっと生きていてそれに切り替わって難なくすんだとのこと。
原発は壊れない、安全だというのはどこの国の話だい。原発そのものは壊れなくても、電源が止まって冷却装置が働かなきゃ意味ないじゃないのか。で、最低の非常用のディーゼル発電にたよってようやっと生きているような代物は「安全」とは言わないのじゃないか。そこらへんのぼっこい自家発電の施設じゃないんだからな。いったんことが起きたら、一国が沈むかもしれない、世界中が何十年も放射能で汚染されるんだろう。下手すりゃ人類は滅亡するかもしれん、そんな怖い恐ろしい道具だ。もしそれを使うなら、何重にも何重にも安全装置をつけて、それでもだめだった場合は一番最初に住民を避難させる。シェルターをよういする。そのぐらいの想像力を働かせよな。馬鹿じゃないのかね。
理系の頭じゃそこまで想像できないというのであれば、「アキラ」の
大友克洋に知恵を借りるとか、「日本沈没」の小松左京に意見を聞くとか、「ナウシカ」宮崎駿とか世界的な想像主がいるじゃないの。
何とかしてくれよ、ったく。