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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

大晦日 - 2009.12.31(ポケットの窓から)






 

はる 3116

 今日は大晦日、皆さん良いお年をお迎え下さい。ではではまた。

 

 



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94歳の母 - 2009.12.30(ポケットの窓から)






 

はる 3115 

 今日は実家にいます。ちょっと息抜きでしょうか。



 パソコンはかなり自分のものになってきました。まだネットにはつなげていないのですが、もう少しです。



 新しい器に古い酒が入るかどうか、そこのところが一番心配だったんだけれど、ここだけの話でいえば、XPまでは何の問題もなく入るようだ。それ以上のバージョンになると、たしかなことは知らないがどうもだめみたい。セキュリティーの問題と言っているが、そうではなくてただ単に儲けたいからでしょうね。どうしても新しい器でなければという人以外、案外こういった方法で簡単に復活できそうだ。

  

 それから、たとえばメールアドレスや、メールそのものの移動もグーグルで検索すれば方法は書いてある。ただちょっと面倒だけれど、みんなはどうしているのだろうか。



 こうやって自分で古いパソを買ってきて、自分なりにアレンジして再生してゆくという方法は、たとえば中古の家を買って、自分の好みに改造するとか、楽器を自作するとかに似てる。若いころは服なんかも自分でパッチワークしたりして遊んだものだ。



 自分の絵の描き方もほとんどこういった遊びの延長上にあって、既成の絵の具だけではなくて、たとえば土を絵の具に転用するとか、ダンボールや布も画材として転用するとか、もっといえば、生き方そのものが、一応は絵描きだけれど、色んな方法を模索しながら生きている。私の生き方そのものだというきがするな。

 



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(no subject) - 2009.12.30(ポケットの窓から)



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(no subject) - 2009.12.30(ポケットの窓から)



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明日から帰省します。 - 2009.12.29(ポケットの窓から)






 

 今日はお掃除。午前中一杯アトリエやら台所、玄関などを拭き掃除する。一年間お世話になりました、また来年も楽しませてくださいな。



 明日から、しばらく帰省します。故に更新はシャメだけになるかもしれません。皆さん良いお年をお迎えください。ではでは。



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新しい古いパソコン - 2009.12.28(ポケットの窓から)






 

というわけで、中古のパソコンを買った。ただいま自分で修復中。普通に使えるようになるにはもう少しかかりそう。年内にリカバーできれば新年からは新しいパソでネット生活に入れるかもしれない。まだこれは古いパソで打ち込んでいる。



 その前に「漢字変換できない」で検索して私の所に来た人がいましたね。その修復の経過がかかれていないのでせっかく来てくれたのに役に立ちませんでしたね。私が色々書くよりも専門家がいらっしゃるようなので、ここを見て自分でやってみて下さいな非常に簡単に修復できました。これを知らないと新しいパソを買うしかないのだから、大きく違いますね。



 いかんせんウィンドウズ98は古すぎだろう。今まで調子よく動いていたことの方が不思議で、アンチウィルスのシステムも入れていない。多分古すぎてウィルスの対象外なんだろうかね。それはそれでよかったのだが、最近の動画のあるページにはほとんど行けない。重すぎてすぐにフリーズして固まってしまう。で、強制終了することがやたら多くなってきた。



 私のパソの役割は、基本的には自分のブログを含めたHPの管理維持、自分の個展などに関係(顧客の住所録など)する様々な雑用、あとネットを使った情報収集ぐらいが目的なので、新しい高級なメカは必要ない。もう一つは最新のものは高いということだな。



 こういったものはどんどん新しいものが出来てゆく。例えば私が購入した時にはメモリー機能はフロッピーが主流でその上にMOなるものがあったぐらいだ。CDは読み取り専用のものが一つ付いていた。その後すぐにCDに書き込む機能が開発されてフロッピーは時代遅れになってしまった。なん言ってもその容量が少なすぎて画像なら1,2点しか記録できなかったからね。というわけで慌てて別売りのCDライターを買った。



 これは便利だったね。画像がどんどん記録できる。容量が1000倍ぐらいになったろうか。それも安く一枚が10円ぐらいじゃないのかな。未だかつてこれほど安価で情報が記憶できる媒体というのはなかったのじゃないか。自分の作品も昔の作品から全て写真からCDに焼きなおした。それでも膨大な数の作品を一枚のCDに収めることができるのだから、こういった仕事をしている人間にはありがたいはなしだ。デジタルに変換することでこれまた自分のHPへの利用が簡単になるわけで、まぁこれは大きな情報革命だろな。



 ところがこのCDというのは焼くのが非常に厄介だ。フロッピーのように簡単に書いたり消したりできないものか、と考えていたら出てきた。USBのメモリーチップ。これまた小さいのにCDの何倍もの容量がある。一度聴いて買いに出かけた。自分のパソに使うつもりだった。買ってレジに並んでいたら、ふと疑問に思った。私のパソに対応しているのかどうか・・、ゆっくりパツケージを読むと2000以降のOSと書かれていた。かっくり。



 新しい今のOSの一つ前のヴィスタは評判が悪かった。色んな所で不具合が起きて早々に次のOSに変わるだろうといわれていた。色んな点で一つ前のウィンドウズXPが優れている、基本的なことが過不足なく出来ればいい私にとっては高級な最新のメカでなくていいと思っていた。



 もう一つは、今あるソフトを使いたいというのが最も大きい。新しいバージョンでないほうが、使いやすい。住所録やHPのビルダーにしても、今のままで充分だ。新しいことなどしたくない。どうしても新しいOSが出来たらそれを買わせる、使わせるというのはある種の企業の横暴だな。誰が新しくしてくれ、古いのを使えないようにしてくれって頼んだ。今ので充分だ、これが使いたいといっているのに買い換えろ、新しいのをすすめる。これにのりたくない。自分で選択したい、出来る範囲でね。



 中古のパソコンは驚くほど安い。機械だけならただの箱だからね。これに色々なアプリケーションを入れてゆくわけだが、これがまぁ基本的にはやってはいけないことらしい。しかし、一度は私が買ったものを転用するわけだからそこまでとやかく言われたくない。売って商売するわけでもないから、よしとせい。



 というわけで、続きます。



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今日はパス - 2009.12.27(ポケットの窓から)






 

はる 3112

 ちょっとパソコンのことで、ごたついています。というわけで今日もパス。



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(no subject) - 2009.12.26(ポケットの窓から)



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パソコンがおかしい - 2009.12.25(ポケットの窓から)






 

 そうそう、最近どうもパソコンの具合が悪いようだ。何と言ってもウィンドウズ98だからね。もういつお釈迦になっても仕方がない代物だ。一年ぐらい前にブラウン管のモニターがビシッといって死んでしまった。今使っているモニターはハードオフに行って中古で買ってきたものだ。その後マウスが壊れた。ポインターが上下にしか動かなくなった。



 で、最近はどこがおかしいのか?ということだな。いつからなのかはっきりとは分からないのだけれど、ネットでブログなどを見ていると、時々伏字になっているところがある。あぁこの人はこれを嫌って伏字にしているのだなと前後の文章で想像していたのだが、それにしてはどうもおかしい。その伏字がひらがなの「ぼ」だったり、漢字でも特に気を使う字でもない「寒」という字だったりする??これもまぁ気まぐれでね、私のブログではちゃんと表示できるのだな。よく分からないクラッシュだ。ちなみに私がストックしてある文章もところどころ伏字になるから、これはこのpcがおかしいのだと分かった。



 今日は一日パソコンと付き合ってグーグルで検索しまくって対処法を探ったけれど、どうやらこんな症例はどこにも無かった。パソの不具合は大体ネットを見ればその症例の対処法がわかるのだが、なかった。これをご覧になっている諸兄方、何かいい方法はありますか?あったら教えてください。ただしパソコンは使用歴は長いけれど、技術的には超初心者ですので難しいことはわかりません。



 まぁこれ以上障害が進まないならこれでもいいかと思うにですが、どうでしょうか。



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路地 - 2009.12.24(ポケットの窓から)






 

  この風景は好きで何回も写真に撮った。何だろう?なにが私の心に引っ掛かりを感じるのだろうか?ちょうど冬至の頃のぼんやりとした黄色い光が、子供の頃の冬の夕暮れの寂しい気分を思い出させるからなのかな。



 舗装されていない道というのも最近は少ない。どこもかしこもアスファルトで覆われてしまう。舗装されていない道はとても不便だ。雨が降れば当然水溜りができる。車が入ればぬかるんで轍がくっきりと残る。夏場は雑草が繁茂する。放っておけば何処が道だか分からなくなるほどだ。したがって蚊が発生する。



 ここは私の家の入り口近くで、御影石の踏み石が途切れた左側に小さな鉄製の門がある。冬の朝は霜柱が立っていて、踏むとコロコリと小さな音を立てる。昼頃にはとけてぬかるみのようになる。そのせいなのか苔が未だに少し残っている。右手は小さな畑を作っている。今は葱が少し残っている程度だ。



 私はこの舗装されていない路地がすきだ。好きだから何回も写真をとるのだろう。

 



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松屋銀座の個展DM - 2009.12.23(ポケットの窓から)






 

 松屋銀座の個展DMが出来ました。まだ一ヶ月も先の話なので出していませんが、ご要望があれば送ります。ここに連絡ください。東京近郊のかたは正月明けに出しますのでお待ちください。



 この個展がちょうど50回目になる。デパートでの個展はこれで4回目になるかな。場所柄、何となく華々しく感じるけれど、私にとっては町の画廊でやるのと気持ち的には変わらない。元々ありえないようなチャンスを貰っただけで、上手くいかなければ昔に戻ればいいと思っている。



 

 



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(no subject) - 2009.12.22(ポケットの窓から)



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M1グランプリ - 2009.12.21(ポケットの窓から)






 

 人というのはなかなか業が深いものだ。今年の個展のメッセージの中で「私を見て」というのが少年時代の行動の動機になっているのではないか、というようなことを書いたけれど、考えてみると大人になってもほとんど変わらないなぁ・・。こうやって日々ブログを書いているのも無意識だけれど、そういったことの一端だな。



 関西の風土というのは独特の気分があって、先日M1グランプリがあったけれど、学校生活というのはほぼ全員が如何に「めだつ」かということにしのぎを削っているようなところがあった。頭のいい奴は学力で「めだて」ばいいわけで、運動が出来る奴、腕力の強い奴、その他色々自分の得意な分野で「めだて」ばよしというわけだ。その中で一番人気があるのが「笑い」をとる奴だ。休み時間は勿論授業中も丁丁発止のやりとりで、ボケと突っ込みで笑いを取るかということに、一日があるといった感じがあったなぁ・・。そういった意味で「お笑い」が関西に軍配が上がるのは至極当然だと思うな。



 兄弟関係でも如何に「目立つか」ということが自己のアイデンティティの確立に役立つ。私の兄弟というのか親父も含めてだけれど、結構強烈な個性の家族でちょっとやそっとではなかなか認められない場ではあった。そういった中で年齢的にも一番下であるという立場は微妙なところがある。無責任で自由であるということはありがたかったけれど、何をやってもどうやっても認められないというのはつらい所がある。



 私はあるところで強烈に自己アピールすることを諦めてしまった。それは自分の弱さなんだけれど、強く自分を主張するほど自分が強くないということことかな。で「目立つ」ことを止めてしまったかというと、そうではなくてその想いは深く内向することになる。だからある意味でストレートな「私を見て」というのではない屈折した形でそれがどこかに存在する。私の作品が一見強烈でないのはそんな所から来ていると思う。



 作品と作家というのはどこかで低通している、というのかそうでなければ嘘ということになるな。どんなに有名な作家に憧れてそっくりな作品を描いたとしても、それが本人の心のそこから出てきたものでなければいつかは飽きてくるし化けの皮は剥がれる。



 自分は何者であるのか、そこが最も大事な所だ。そのために絵を描いている。



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一つの才能 - 2009.12.20(ポケットの窓から)






 

はる 3015

 今日は友達の結婚祝いに何人かでレストランに出かける。彼らとはいつも出かけていたカフェで知り合った。まぁ食べて飲んでワイワイと話をしてそれで楽しければそれでOKだ。



 昔から何かと付き合うのは年下ばかりで、このところ遊んでもらっているのも相変わらずに年下だ。自分達夫婦に子供がいないということもあるのか、いつまでも大人の付き合いみたいなものができない。若い連中の方が話が合う。 こうやって一生大人にならないのも一つの才能じゃないかな。

 



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ラジオ深夜便 - 2009.12.19(ポケットの窓から)






 

はる 3014

 ニ三日前のNHKの「ラジオ深夜便」にハッブル望遠鏡の話をしていた。



 ちなみにこの「ラジオ深夜便」は放送し始めたころからのお付き合いで、身体を壊してから朝方の生活になったので、最近はほとんど聴く事はなくなっていた。最近は又少し寝るのが遅くなってきた。でももう昔のように朝方まで起きているなどということはない。



 民放の深夜放送が始まった当初、これも我々の世代がちょうど受験期と重なってはじまったものだ。オールナイト日本や関西ではチャチャヤングで谷村新司、杉田二郎、西岡たかしや北山修がパーソナリティをやっていた。



 そういった我々のような団塊の世代が歳食って、とても受験生相手のしゃべくりのうるさい民放など聴いていられない、もっと落ち着いたしっかりした放送がないかと思っていた時にこのNHKの深夜便が始まった。



 普通なら聴かない、宗教の話とかがけっこう面白くて、かかる音楽もそれなりでちょうどいい。ターゲットを上手く絞っていいところに目をつけたと思う。



 で、ハッブル望遠鏡の話だ。ご存知無い方に少しだけ説明すると、望遠鏡というのは倍率を大きくすればどれだけでも大きくなって見えるというものではない。ある程度まで大きくしても地球上から、この空気の層を通して光を見ている限りは限界があって、大きくしてもボケた映像しか見ることが出来ない。で、昔から人工衛星に望遠鏡を乗せて大気圏がいから天体を観測したいという願望が科学者にはあったらしい。それがハッブル望遠鏡ってわけだ。詳しくは何かで調べてくださいな。



 で、実際にその望遠鏡で宇宙を観測し始めたら、未だかつてみたこともない詳細な美しい映像を見ることができるようになったというんだな。宇宙の果ての極々かすかな光の星もキャッチできるようになって、宇宙の全体像がよく分かるようになった・・というのであればめでたしめでたしなんだけれど、実際はどうかと言えば、ますます分けがわからん、不可思議なことが分かってきたということだった。



 この宇宙の全体の75%はブラックマター(暗黒物質)でまだわかっていない。残りの20%はまた分けのわからない暗黒のエネルギーで満たされている。我々の知っている例えば銀河とか星などはただの5%にすぎないというようなことを言っていた。



 まぁこの話は面白くて妙味が尽きないなぁ。今日はここまで。

 



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さむい - 2009.12.18(ポケットの窓から)






 

はる 3103

 久しぶりに冷え込んできた。明日は零下4度だそうだ。 寒い

 



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冬空 - 2009.12.17(ポケットの窓から)






 

 絵の値段ってどうやって決めるのですか?と時々聞かれる。まぁこのことは極秘中の極秘扱いだろう。だれも正直には言わない。作家によってまちまちだ。自分が決めるというより、周りの思惑に寄って決まって行くことが多い。例えば、間に扱ってくれる画商さんが絡んでくれば、当然彼らの仕事も入ってくるだろうから、最低でもこのくらいというラインがきまってくる。



 勿論、美術史上の作家であったり、現役でも大家になって、絵の価値というより投機の対象になっている作家は別の話だ。例えば、今売れっ子の村上某さんなどがオークションで何千万で取引されたなどという話は、普通の感覚ではない。いつの時代ももてはやされる超売れっ子というのはいる。



 よく町の画廊などで売りの個展をやっている作家が、○○年鑑などを提示して「私は号○万で売っています」とそれが客観的に正当な評価のように見せている作家がいるけれど、あれは自己申告で客観性は何処にも無い。実物の絵があるにも関わらず、そういった絵以外の付属物で絵の価値を上げようとするのは全てまやかしだろう。判断は自分の眼でするということだな。絵を観ることは自分を見ることだということだ。



 例えばアメリカのようにアーティストを保護するような政策を取っている政府や自治体だと、作家の活動はどちらかといえば公共的な目に見える方向に向かう。まぁどこかの企業の奨学金を得るとか、あわよくば政府の給付金をゲットするとかなんとか。海外の留学などはそうやって可能なわけで、まだ下積みの若い人たちにとってはありがたいシステムだ。



 けれど、どうしても人というのは慣れてしまうもので、そうやって公のところから給付される年金生活に頼ってしまうと何処となく違うなぁ・・という気がする。本来やはり目線はそういった上に向かったものでなく、「芸」はあくまで大衆というのか、皆と同じところにあるべきだと思うんだな。いっぱしの作家だというならね。そうやって暑いだ寒いだ悲喜こもごも一緒になってやるから引きがあるのじゃないかね。



 なんだか妙なところに来てしまった。いずれまた続きを。



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死ぬまで現役 - 2009.12.16(ポケットの窓から)






 

はる 3101

今年の学校の仕事が終了した。パートタイムの契約職員という中途半端肩書きだけれど、それでもまぁ普通にコンビニなんかで働くよりは断然効率がいい。間違っても、いまさらコンビニで働けるわけもないけどなぁ・・。



 就職しない生き方を選んでから、ボーナスは勿論、未だかつて安定した収入というのを貰ったことがない。月々決まった収入が無い生活というのは普通のサラリーマンでは、たぶん想像できないだろうな。生活が不安定?などと不安を感じたことはない。多分不安定というのが普通の状態なので、何を今更といったことだろう。



 何もしなくても月々確実に幾ばくかの経費は消えて行く。フリーであってもというのか、フリーであるがために自分の生活は自分で守らなければならないのだな。誰かにお任せして何とかしてくれるわけではない。例えば税金の申告なども自分でする。



 就職しない生き方のいい所は、失業することがないということか。負け惜しみのように聞こえるけれど、案外本音のようなきがする。そのかわり死ぬまで現役で働くしかない。ここまで来たらもう引き返せない。



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(no subject) - 2009.12.15(ポケットの窓から)



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中村太樹男絵画展 - 2009.12.14(ポケットの窓から)






 

 画家の中村さんとは銀座のデパートで初めて会った。同じ会場で個展をやるということで、実の所少し敵陣視察の気持ちが無かったわけではない。彼は私よりかなり若いけれど、海外生活も長く、歌を唄ったり、ボクシングで体を鍛えたり、色んなことが混沌と一体となって魅力的な物語を作っている。言葉は悪いけれど、絵一本で食べてきた、たたき上げのプロの作家だ。



 デパートの画廊を活動の場としている作家にはわりとこういった作家が多い。共通するのは第一印象とは全く別で人懐っこく、物腰が低く、お客さんを大事にするということだろうか。もう一つは無所属で、いわゆる団体展の作家が少ないことだろう。独立独歩で自分のファンを持っているということかな。



 シビアにこれ一本で食べている作家の個展を紹介します。銀座に御用のある方は是非立ち寄って観てください。



 中村太樹男絵画展

 2008 12/16~12/22

 銀座松屋7F 美術サロン



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スローで、楽しくて,愉快な時間 - 2009.12.13(ポケットの窓から)






 

はる 3098

 今日はスローフードの有志の集まりで、お昼はちょっとした食事会であった。そのレストランのシェフは前回の例会に出席していて「地元のレストランにはうまいものはどこもない」と豪語していた。で、メンバーがそれではどんなものを出すのか是非お手並み拝見というわけで、今回の食事会となったわけだ。



 料理人というのは面白い職業だ。職人仕事も色々あって、いまではもうほとんど存在できない仕事もあるけれど、料理人という仕事は未だに健在だ。一種憧れの職域ではある。



 昔から板前さんは包丁一本で職場を渡り歩いて経験をつんでゆくといった渡世人かたぎがあるけれど、一流になるためにはいまだにそういった流れてゆく必要があるのかもしれない。その場所と時間で用意できる食材で最高のもの出す。そんな所に腕のいい料理人の生きがいがあるようだ。



 少し前までは最高の食材を各地から集めてうまいものを作るといった競技のようなテレビ番組があったけれど、本当の料理というのは地産地消でそこの場で取れる旬のものをどう料理するかが大事だそうだ。今回の料理も地元の白菜をアレンジしたもので本当に素晴らしく、美味しい料理だった。シェフの語る薀蓄も面白かった。



 「速い、安い、うまい」が効率第一のファーストフードならば、こうやって実際に調理した料理人の話を聞きながら、みんなでワイワイと食べるのは、スローで、楽しくて愉快な時間だったな。



 



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羊男その後(生きることは面白い) - 2009.12.12(ポケットの窓から)






 

 「絵の描き方」などというものはない。百人いれば百通りの描き方があってもいいわけだ。下手は下手なりに、上手は上手に描けばいい。ただ、それがわかるまでに六十年近くかかったということだ。遠回りしたけれど、みんな肥やしになっている。



 生きることはだから面白い。



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羊男つづき - 2009.12.11(ポケットの窓から)






 

今日はまた↑より進んだ。一時はバックを全て真っ赤にした。ところがどうにも落ち着かない。赤の分量が多いとどうにも落ち着かない。まだまだ途中だからどういった状態でもいいのだけれど、それでも一日の終わりにはそれなりにまとまっていなければならないと思っている。毎日がそれぞれ独立して終わっている。それの繰り返しが一生なんだろうね。セザンヌはたぶんそうやって毎日絵を描いた。描かれているモチーフはまるで違うものだけれど、やっていることはセザンヌの末裔だと思っている。



 さて牧神まで話をした。で、右側が大きく開いている。その部分に何を描くか?これがなかなか決まらなかった。牧神だけでも色々な物語が出てくるけれど、例えばアルカディア(理想郷)の牧人といえば何となく哲学的な匂いが感じられる。でもしかし、大いなる教養の下地がなければこれもまた借り物に過ぎない。



 そんなことを考えながらもこの羊男と相性がいいモチーフとは何だろうか?とあぁでもないこうでもないと、描いては消して又描いて、そんなことを繰り返していた。理想郷といえば大きな木だなぁ・・大きな樹の下で考える牧人というのもいいか・・。樹もつまらないなぁ・・で考えついたのが大きな切り株。それに向かって角笛を吹いていたら新しい芽が出てきたという物語。



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牧神の午後 - 2009.12.10(ポケットの窓から)






 

 今日は久しぶりのチェロのレッスン。やっぱり上手くない・・。



 ↑の絵は最終的なかたちではない。これからどうなって行くのか分かりませんが、とりあえず今の所は前に進んでいるようです。



 「草食系の男子」というのが今年の流行語だそうです。私なんかは今でこそ大病して胃を摘出してしまった故に、草食系になってしまったけれど、若い時はそれなりに生臭い動物だったように思うなぁ。そこそこだけれど。



 で、羊は草食系の代表でもある。洋の東西を問わず、人類と羊とは切っても切れない関係がある。羊が大きいで「美」となり、羊の下に言が集まれば「善」となる。衣食住全てに関わって、神へのいけにえにもなる。これほど人とかかわりの深い動物はまれかもしれないな。



 この羊男が出てきたきっかけは、画面左端の黒い一本の線だ。これがどうも羊の足に見えた。もっとも昔に羊を連れた「まれびと」という作品を描いた記憶がこころのどこかにあったのだが・・。今回も最初は実際に羊をつれて旅に出る芸人というパターンで描き始めた。



 からかっているうちにつまらなくなって、何度か壊す。そうこうしているうちに中央の人物と羊が一体になって牧神というアイディアが湧く。で牧神をネットで調べるとギリシャ神話で頭に羊の角を持っていることがわかる。



 牧神は出てきたけれど、右側はどうするのか、なかなかアイディアが浮かばない。



 



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朝の散歩道 - 2009.12.09(ポケットの窓から)






 

 Iさんへのメール

「こんばんは。そうですね、これは小さい作品も同じで自然に何かが浮かんでくる、見えてくるということはほとんど無いですね。浮かばない時は全く何も浮かびません。仮に何かが見えてきたとしても、ほとんどが泡のように一瞬で消えてしまいます。そんなことを何十回と繰り返しているうちに、たまたま「面白い!」と思えるアイディアが浮かぶことがあります。それは物語を含んでいる場合が多く、他だ単に色々なモノや人が見えるだけではだめなようです。



 実例というのか、ほとんどの作品はそんな感じで出てきたものです。どこまでこんな遊びのような感覚で作品が出来るのか、真面目に絵を描いているという時間は少ないですね。いつも何がかかれているかわからない壁に向かってウンウンとうなっています」





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再生 - 2009.12.08(ポケットの窓から)








↑をある意志で見つめていると



↓のようなものが見えて来た。



再生かな?



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修正12/5→12/6 - 2009.12.07(ポケットの窓から)






 

はる 3092

 昨日のクロッキーの期日は全て12/5→12/6です。腕時計の日にちを11月がすんでも、そのままにしてあったため一日ずれてしまったようです。すんません。



 私の腕時計は30年ほど前に就職祝いに贈ってくれたもので、クオーツ時計としてはやや骨董品になってきている。最近になって少し不都合が出てきた。付属の純正電池が、現在の環境基準に合わないために製造中止になっていて、手に入らない。デジタルなら幾らでも正確な時計があるのだが、まぁ思い入れのあるものだから簡単には替えられない。だからまぁ時々手をかけて調整してやる必要がある。

 

 しかし、昨日のモデルさんは頭が非常に小さくてファッションモデルのような体型だった。見た目には非常に美しい人だったけれど、描くには難しかった。自分と同じような胴長短足寸胴の方が描きやすい。親近感があるせいだろうか。

 



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裸婦クロッキー12/5 - 2009.12.06(裸婦クロッキー)






















































 

今日は一日クロッキーでした。



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矛盾 - 2009.12.05(ポケットの窓から)






 

 朝から三時まで教室で生徒の絵を見る。その頃から大粒の冷たい雨が降り出した。家人を結婚式の会場まで車で送って、五時に人と待ち合わせる。六時から会合があるのだが、少し時間があったので美術館近くの画廊で展覧会を一つ観る。



 写真とインスタレーションの現代美術といわれる分野の作品。美しく華奢な繊細な作品というのは何となく理解できるが、私には全く面白みが分からない。こういった作者とは住む世界が違うのかもしれないな。人は自分の物差しで計るしかないという鉄則でいうなら、私にはこの分度器はない。理解できない、面白みが分からないある種の不愉快さが残る。作者には申し訳ないけれど・・。



 絵描きとしてやって行けるかどうかの判断はとても難しい。デパートでやるような売らんかなの作品には正直主催者の商魂が垣間見えてうんざりする。画家としての地位と名誉が幾らあっても、デパートでやられている絵の格をみれば作者の品が透けて見えてなんだか悲しくなる。あぁやはりこうやって「売り絵」を描かねば絵描きとしてやって行けないのか、これだけ高名になりながらも自分らしい絵では食って行けないのかと、正直がっくりとする。自分の絵を描いてそれでもやってゆけなければ絵描きをやる意味がない。



 吐いたつばが全部自分にかかる。こころしてかかれ。



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空洞化 - 2009.12.04(ポケットの窓から)






 

 少し知り合いと話をする。県の物産を県外に紹介したり、大きく海外にまで広めたいと上の方は考えているようだ。確かにそれはこれから生き残りをかけた大きなプロジェクトではあるだろうな。地元がこれから生き残って行くにはそこらあたりを重点的に売り込んで行くしかないだろう。



 しかしねぇ、考えてみると葡萄を育てる人手がいないんだよ。いくら製品を売り込んだとしても肝心の葡萄がないのだな。葡萄が無くて仮にどこかから葡萄を買ってワインを造ったとしても、これは本末転倒だよな。そんなニセモノをやっていたのじゃいつかはジュエリーのにのまえだろう。地元の山から水晶が取れたんだな、だからここでは宝石の研磨の産業が根付いた。ところがそれがやがて取れなくなって、海外から輸入して続けたんだな、「水晶の町」は「研磨の町」となり「加工だけの町」になってやがて地場産業として成り立たなくなってきた。工賃だけではとても安い海外と対抗できないからね。これもまた人材の枯渇だな。ゆっくり育てるという時間も度量もないね。



 昨日の話の続きのようだけれど、このまま行けばあらゆることが空洞化してゆくと危惧する。私がこんなことを心配するのもお門違いな気もするけれど、もっと危機感をもって真剣に対処する必要があるのじゃないかな。



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