FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

職人の手仕事はすきだった。 - 2006.03.01(日記)
はる 1717
 家も古くなると色んなところにがたが来る。我が家の樋は昔ながらのブリキの樋で、長い間に錆びてボロボロになってくる。気がついたら少しずつ修理して行かないと,雨だれはじっくり家を壊してゆく。最近の樋は塩化ビニル製なので錆びることが無い。けれどそうなったのはついこの間の様なきがするな。

 子供の頃、こういった仕事はブリキ職人というのかな、そういった人達がいて、それぞれの家にあわせてその場で組み立てていた。大きな半田ごてをドラム缶のようなものの中につっこんで、ジョイントする部分にき硫酸?を塗り,熱くなったコテを当てると、あら不思議ブリキとブリキが上手くつながっていた。そういうのを飽きずにながめていた。

 そうそう、実家の石垣が御影石の石組みで,職人が何人か住み込みで大きな石の塊から掘り出していた。今考えるとけっこう贅沢なものだな。その職人さんたちが何日かの仕事が終わると、道具の手入れをする。それがなかなか興味深いものだった。

 庭に小さな穴を掘ってコークスを焚く。横にふいごがあってそれを左手でこぎながら、タガネをそのコークスの真っ赤に燃えている小山の中に入れる。真っ赤になったタガネをカナトコの上でリズムよくたたくのだ。トトカントトカン・・・。村の鍛冶屋だな。

 こういった仕事はもう誰も出来ないだろう。職人の手仕事はすきだった。

 需要と供給で市場は成り立っている。壊れたら新しく買った方が安ければ誰も修理しては使わないだろうな。

 けれど、それが本当にいいものだったらどうだろうか。いいものでなくても、そのものにそれなりの思い入れがあったら捨てるだろうか。

 何だろうな、じっくりゆっくり生活を楽しんで生きていくといったライフスタイルというのかな、もうそんなに成長を望めないなら、新しいそういったスタイルをカッコよく歌いたいなぁ。どうだろ。


FC2 ブログランキング  いいね!と思ったら押してください。
comment(0)


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4104)
未分類 (219)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (169)
作品 (284)
写真 (104)
今日のアトリエ (85)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (63)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (22)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (8)
フリーエリア
フリーエリア

designed by まて