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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

新しいスタイルをカッコよく提示して欲しい。 - 2006.02.28(日記)
はる 1716
 さて、今日で二月も終わりです。明日は卒業式で、私の出番はありません。

 またオリンピックねたで一つ。誰だか聞き漏らしたのだけれど、欧米の選手だった。競技生活はひとまずこれで終わって、これからは大学に戻って福祉の勉強をしたい。そして将来はそういった仕事につきたいと語っていた。

 夏のオリンピックの水泳の選手だったかなぁ、彼も大学に戻って医者になるとか言っていた。そういうことって日本の場合ありえないよな。まぁ考え方の違い、余裕があるといってしまえばそうなんだけれど、彼らにとってスポーツは生活の一部であって、全てではないということだな。

 まぁ本来はそう有るべきだと思うんだな。昨日の話ではないけれど、国や愛国心を持ち出すのも少し違うし、ましてお金や将来なんかをかけてしまうのも違うな。とても単純で陥りややすいところだけれど、ようはもっと大きなスタンスを持つということかな。

 まぁたった一つでも一流になれれば大したものなんだけれど、出来る人たちだから、これからの新しいスタイルみたいなものをカッコよく提示して欲しい。

 それってこういうことなんだ。猛烈に寝食忘れて働く、がむしゃら何が何でも,やれやれそれそれという時代はもう終わったんだな。一番難しいんだけれど、便利ではやくて安い、そういった単純な方法ではなくてね、色んな生き方があって、考え方も色々、ゆっくりじっくり自分にあった方法を考えてゆく。そんな時代の新しい指針になって欲しいなぁなんて思うのだ。

 何だか意味不明だな。またあした。


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「ペルソナ1」 - 2006.02.27(日記)

仮面1-1

  2006・仮面「ペルソナ1」 紙・土・顔料


はる 1715
 オリンピックの閉会式のビデオを見る。つまらないところはとばしながら観ることができるので、案外こういった見方は正解かもしれない。

 うん、まぁ今回のオリンピックはある意味日本は低調だった。取れてもいいメダルを、後少しのところで逃してしまったというのが、いくつもあった。

 けれど、と私は思う。確かに国の威信をかけて、とか何が何でもといったガチガチの愛国心を持ち出すのは違うよな・・と思うのだ。

 例えば一昔前の社会主義の国であるとか、メダルを持ち帰ると膨大な賞金がもらえるとか、将来が保証されているとか、というのは動機として物凄く強いけれど、なんというのだろう、ハングリーであることでしかお前は走れないのか?という気がするのだな。

 キレイ事かもしれないけれど、お金のためでもなく、まして国や家族のためでもない、純粋に自分のプライドのために、より高く、より美しく舞っていた、彼らや彼女たちをウイ奴だなと思うのだ。

 まぁ結果的にメダルは取れなかったけれど、そういった意味で、日本人も一つ大人になったかなと思う。んじゃ。



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バタフライテーブル - 2006.02.26(日記)

バタフライ1

自作木工作品1「バタフライテーブル」


開いた状態は元々は製図版でした。
moblog_e4ba0439.jpg

 
こういうクサビ型のトメを用意します。
moblog_e8f156ec.jpg 


そのクサビを机の方に穿った穴に差し込むようにします。
色々試してみてこの方法が一番信頼が置けます。
ちなみに机の方もハンドメイドで収蔵庫になっています。
moblog_f63abf75.jpg 

いかがでしょう?試してみてください。



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まだ洟垂れ小僧です。 - 2006.02.25(日記)

はる 1713
 かなり快復しました。今日は午後からグループ展の会場へ行く。まだ洟垂れ小僧です。

 すんませんまた明日。



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荒川静香さん、金メダルおめでとう。 - 2006.02.24(日記)
はる 1712
 風邪っぴきで昨日は早く寝た、が少し眠ったら今度はなかなか寝付けず、うとうとしていた。何故か?そう女子フィギアのライブが朝の6:00からあるからだ。

 風邪っぴきで頭はぼーっとしながらも起きだして中継を観る。冬季のオリンピックですきなのは開会式と閉会式、とこのフィギアなんだな。

 まぁ結果オーライではないけれど、洟をかみかみでも見て良かったな。感動的でした。

 ぎりぎりのところで、最高の演技をするというのは、まぁ人並みはずれた精神力を必要とする。だからこそ、それを克服したものに特有のキラキラしたオーラーを感じてしまうのはわたしだけではないだろう。プレシャーをある種の快感に変えて楽しめてしまう者だけが、頂点に立てるのだ。

 それにしても氷上の荒川選手は落ち着いていて、堂々としていて、とても24歳の若い娘さんとは思えない風格があった。いつも思うことは素人の我々が見てもいいものには特有の何かがあって、それは技術だけではない、何かが降りてきたような大きな力を感じるな。

 今回のオリンピック選手の事前のインタビューで多くの人が「オリンピックを楽しみたい」という発言をしていたけれど、本当に努力して限界までチャレンジした人だけがそこまで行けるのだ。

 う、コタツに入ってオリンピックを見ているおじさんが言うべきことではないけれどね。




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風邪をひいてしまいました。 - 2006.02.23(日記)
はる 1711
 パートの仕事が一段落したら、気が抜けて風邪をひいてしまいました。二三日前から予感はあったのですが、提出課題の最後の授業のため休めなかったのです。

 しかし、非常勤の仕事というのは、ここだけの話、誰にも気にされていないのですよ。単にそういった時間が空いて困るから誰でもいいから適当に埋めてくれる人でいいわけだ。それがベテランであろうが新米であろうが、管理職あたりの考えはどうでもいいようだ。トラブルがあってはこまるけれどね。

 だからまぁ適当にやればいいのだけれど、結局生徒のためにはそこそこ面倒みてしまう。当たり前だけれど、管理職のためにやっているわけではないからね。

 というわけで、寝ます。 んじゃ。


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さてさて疲れました。また明日。 - 2006.02.22(日記)
はる 1710
 今日はパートタイムジョブ。私の授業は大方終わり、後は成績をつけて一丁あがりですな。

 一年はあっという間に過ぎてしまう。彼らは二、三年になって卒業して行くのだが、私はまだ一年生だ。何年たっても一年生で二十年も過ぎてしまった。いったいいつまで一年生なんだろう。

 さてさて疲れました。また明日。


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博徒というのは「まれびと」だったのかもしれないな - 2006.02.21(日記)

はる 1709
 ばくちがなぜいけないのか。これを論理的に説明できるやつはいるのかなぁ?

 勧善懲悪の芝居や物語では悪人は大体が悪徳商人か金貸しや渡世人と相場が決まっている。まぁ銀行にしても、ていのいい金貸しでね、あの慇懃無礼な態度をみるといつも腹がたつのだけれど、社会の通例では銀行はきれいな仕事ということになっている。

 宝くじやトトカルチョはどこの世界でも古今東西盛んでね、江戸時代の話で富くじの古典落語があったな。濡れ手にあわの一獲千金の夢は貧しい庶民の夢でもあったわけだ。

 額に汗して働く農耕民族の血が、そういったあぶく銭をよこしまな銭としたのかもしれない。

 博徒というのは「まれびと」だったのかもしれないな。定住しない、香具師やテキヤ、山師、踊り子、そういった流れ者だったのだろうか。今を面白おかしく生きているそういった集団を、定住者は秩序を乱すものとして嫌ったのかもしれない。またそうしないと勤勉に働くものが馬鹿をみるということになってしまうからからかな。


 そういや「あそびにん」と「あそびべ」と似てるではないか。


 何だか、何時の間にか擁護してるな。どないなってんねん!



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エコールド・パリ共同アトリエ「洗濯船」 - 2006.02.20(日記)

洗濯船2

 19世紀末パリ・共同アトリエ「洗濯船」

はる 1708
 一日雨でした。最近展覧会が続いて、ほとんど家にいません。何だか忙しく活動しています。絵描きとしては良くありませんな。問題意識が途切れてしまった。

 100号と130号2点同時進行で地塗りをしているところ。この作品は、今年の年末から来年にかけて発表する予定の作品です。だから何となく切実感にかけるし、切羽詰ってもいない。いいのか悪いのか、私は一年くらい前に準備を始める。だから個展前には完全に終わってしまっているんだな。

 反対に昨年はほとんど直前まで仕事が終わっていなくて焦りまくった。人には自分の持ち時間というのがあるような気がする。

 閑話休題

 仕事をやめて今流行りのトレーダーで食べている同級生がいる。午前中の何時間かをパソコンの前で過ごして日銭をかせぐ。まぁ大もうけをたくらまなければ、そこそこ食べて行くぐらいは十分に稼げるそうだ。

 世界中の経済が日々変化して、あらゆる情報をまぁ数学的に研究していないと、こういった仕事はできないそうだ。世界中が連動して動いているからなぁ。そうやって熱弁をふるってそれなりに納得はしたのだけれど・・。今ひとつ頑張れよとはいえないんだな。何がひっかかっているのだろう。

 相場師や投資家や金貸しなど「金が金を生む」仕事というのは昔からある。資本主義経済というのは一握りの資本家と大多数の労働者から成り立っているといわれれば、事実そうなんだ。

 資本家がこれだと思うベンチャー起業に投資する。まぁそれで外れることも有るけれど,当たれば大もうけするわけだ。そうやってアメリカのベンチャー企業は大きくなってきたんだな。それが悪いとは言えないのだけれどねぇ、なぜか釈然としないのだ。

 プロの博打打ちがいるとする。なぜばくちで食べちゃいけないのかな。なぜマネーゲームで稼いじゃいけないのかな。分からんな。ホリエモンが何故あんなにバッシングされるのか、法に触れなきゃいいのかな。これもわからん。また考えてみたい。んじゃ。



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グループ展のオープニングパーティ - 2006.02.19(日記)
はる 1707
 今日は月一の裸婦クロッキー日、少し遅れて出かける。今回はどんなモデルさんが来てくれるのか、けっこう楽しみにしている。

夜はグループ展のオープニングパーティ。まぁ身内だけのあつまりだけれど、気兼ねなく楽しい集まりだった。卒業して25年、みんな色々あったけれど、まぁまぁ幸せということだろうか。

 んじゃ。


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アトリエ「洗濯船」について名前の由来 - 2006.02.18(日記)

集団アトリエ「洗濯船」について名前の由来の質問がありました。うきうきしてお答えしましょう。


 実はこれオリジナルではなくて、元ネタがあります。元々は「若草荘」というれっきとしたダサい名前があるのですが、もっぱら私は陰で「洗濯船」と呼ぶのです。


 さて、それは以下の理由です。無断転載すんません。


 パリの秘密 鹿島茂 「洗濯船の興亡」

ルノワールをはじめとして、若き日のピカソ、ブラック、アポリネール、マックス・ジャコブなど、モンマルトルの画家や詩人が家賃の安さにひかれて住みついた老朽アパート「バトー・ラヴォワール(洗濯船)」は、その後、住人たちがみな有名になったので、モンマルトル黄金時代の象徴ともなった、なぜ、このアパートがこう呼ばれるに至ったかを知る人は少ない。


  バトー・ラヴォワールは、敷地に段差があったため、ラヴィニャン通りには二階部分が建ち、残りの三階部分はガロー通りに面するというように、変則的な建て方を余儀なくされていた。


 詩人のマックス・ジャコブは、積み木の箱のようなこのバラック建築を見て、セーヌ川に浮かぶ洗濯船を思い浮かべたのである。 


 では、洗濯船とはいかなるものだったのか? それは、文字通り、セーヌの土手に係留された屋根つき平底船で、船縁に沿って洗濯台とベンチがずらりと並べられ、小柱で区画に区切られていた。


 自宅から汚れ物をかついできた女たちは船主にいくばくかの金を払って区画を借り切ると、そこで汚れ物をセーヌの水に浸け、布地に灰をふりかけてから、これを棒でバンバンとたたくのである。同じセーヌの土手でも、日当たりがいい右岸に洗濯船は集中していた。 


 パリに初めて洗濯船が登場したのは十五世紀の終わり頃である。それ以前には、パリ市民はセーヌの土手で直接、洗濯を行っていた。しかし、市立病院の排水で衛生状態がよくないところでも作業を始める者が後をたたなかったので、パリ市当局は、この新発明が登場すると、洗濯場の局地化が可能になると歓迎した。


 民衆たちも、雨風にさらされずに洗濯ができると喜んだ。 こうした人気を反映してか、洗濯船はパリ市の人口増加とともに増え続け、十八世紀の末には八十隻の洗濯船がセーヌの土手を埋め尽くすことになった。


 そして、そうなると競争原理が働いて、洗濯船にも改良が加えられ、二階建てのタイプも登場する。二階には乾燥用の広い部屋がもうけられ、女たちは洗い上げたばかりのシーツや下着をここで干すことができたのである。


  たしかに、写真に記録された二階建てタイプの洗濯船を眺めていると、船というよりも、ある種のバラック建築を連想しなくもない。事実、洗濯船が全盛を極めた十九世紀の末にノートル=ダム橋とアルコル橋の間に登場したアルシュ・マリオン号は十二隻の平底船を連結して二百㍍もの長さに達する堂々たる「大建築」だった。 しかし、二十世紀に入って、家庭用の上下水道が完備するようになると、不潔なセーヌの水を使う洗濯船の人気は急速に衰えていく。


  ナチス占領下の一九四二年、最後の洗濯船が廃船となり、パリ名物がまた一つ姿を消した。ちなみに、モンマルトルのバトー・ラヴォワールも一九七〇年に火事で焼失、現在、国際芸術家コロニーとして使われているのは一九七八年に再建された建物である。


-----東京新聞 2004年5月6日より



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集団アトリエ、「洗濯船」の様相を呈してきた。 - 2006.02.17(日記)

若草荘

 集団アトリエ、「洗濯船」・・若草荘

 はる 1705
 この週末はバタバタと忙しい。今日は夕方から小さな画廊のグループ展の搬入,飾り付け。明日からオープンです。お近くにお寄りの方は是非どうぞ。

 学校を卒業してから25年ぐらい経った。私の学校は地方の何処にでもある教育学部の美術専攻科である。昔は師範学校といって地方のそれなりの名門であったらしいけれど、私が現役だったころは、二期校といって一期校を落ちた学生が全国から集まっていた吹き溜まりのような様相を示していた。

 絵を専門に勉強しようなどという学生はほとんどいなく、ほとんどが他に選択する科目が無かったから「美術」と書いたような学生が多かった。

 私は二度目の大学でこの学校に来た時にはもう25を過ぎており、四年生の大先輩でも私よりはるか年下であるという奇妙な逆転一年生であった。

 なぜこの学校に来たのかということは、入学試験の試問試験でも聞かれたけれど、まぁここの風景や田舎が好きだから・・などと適当に言っていたけれど、大きな理由はもっと他にある。

 時間が欲しかった。今で言えばフリーターでまともな仕事にもつかず、学生でもなく絵を描きつづけるというのは、なかなか勇気のいることだ。痛くない腹を探られるようで、何者でもない状態で居つづける事は精神的に強くないと潰れてしまう。これはフリーターでいたことがある人間にしか分からないかもしれないな。

 当時暮していたボロアパートは古い学校の校舎を移築したという出窓のある一見洋館風の建物であった。私はこのアパートに一目ぼれした。人様にはただのボロに見えたらしいけれど、私にはアンテークな洋館に見えた。どうしてもこのアパートに住みたかった。一年待ってこのアパートに引越しできた時は嬉しかったな。

 やがてこのアパートに美術科の学生が集まってきて集団アトリエ、「洗濯船」の様相を呈してきた。

 さて、なぜこんな話を持ち出したかといえば、このグループ展はこのアパートの住人が中心になっているからだ。 


 さて、お暇な方は是非どうぞ!
 



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まれびと - 2006.02.16(日記)

 今日は一日雨でした。そうそう雨降りの素敵な話が「まれびと」さんの2/15の日記に書かれていました。


 んじゃまた。



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とっさにウィンクした男の選手がいたけれど、おしゃれだねぇ. - 2006.02.15(日記)

はる 1703
 今日は暖かでした。このまま一気に春になるのでしょうかね。

 どうも、トリノは調子が出ないですな。ひょっとしてメダル0なんてことになるのでしょうか。あれだけの選手団を出して、メダルが0ということになったら・・。まぁ色々な意味で今の日本の実力をあらわしているのでしょうかね。

 まぁ選手一人ひとりに国家を背負わせるのは違うかなとはおもうけれど、総体としての国力というのか、勢いというか、やっぱり出てしまうものじゃないかな。これからという国は小さくても勢いがある気がする。

 まぁ一昔前の日本人全体から感じる貧しさのオーラーみたいなものが、まったく感じられないし、おしゃれにはなったよな。ああいった大きなな大会になっても笑顔で楽しんでいる雰囲気があるものねぇ。

 マイナス思考というのか、だめだったらどうしょう?と言う発想ではなく、楽しんで実力以上のものを出してしまうアメリカ型のプラス思考がかなり浸透してきたようだ。まだぎこちないけれどね。


 テレビに大写しになって、とっさにウィンクした男の選手がいたけれど、おしゃれだねぇ。

 私個人としては精神統一して顔面蒼白であちらの世界にはいってしまう方がすきだけれど・・。

 例えばスピードスケートのようにタイムレースならどちらが明らかに勝ったとか、負けたというのがわかる。本来スポーツというのはそういったものだろう?

 あのスケートボードや、モーグルなんていうスポーツは素人が見ていてどちらが勝ったのやら良くわからんぞ。

 まぁこれから始まるフィギヤースケートなんかもそうだけれどね。芸術点てなんだ?審査員の主観で決まる評価ってあやふやだなぁ・・。

***
 まったくのぼやきになってしまった。見苦しいので削除するかもしれません。



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「おおいなるもの」の存在 - 2006.02.14(日記)
はる 1702
 日本に仏教が渡ってきたのは飛鳥時代だ。今でこそ仏教といえば日本本来の宗教のような顔をしているけれど、本来は渡来した他国の宗教だったのだ。

 まぁ当たり前といえばあたりまえなんだけれど、あらためて言われると、あぁそうなんだと思う。だからありがたいと言われるお経を聞かされても半分はちんぷんかんぷんだ。無知ともいうけれど・・。

 ならばそれより以前は日本には神さんはいなかったのかといえば、いやいやとんでもない話で、実は仏教がわたってくるよりも長い年月信じられていたある種の信仰があったわけだ。

 例えば「ばちがあたる」とか「お天道様がみている」とか「ご先祖様に申し訳ない」とか何かしら「おおいなるもの」に対する畏怖とか畏敬の念みたいなものは、地球上のどんな民族や部族にもある人類共通の生きた感情なんだな。

 なぜなら、人は想像力を持ってしまったからだな。

 ただこういったアニミズム的な宗教というものは神はいるけれど、それに対して祈ることによって「厄をはらう」的なことはあるけれど、論理的な来世みたいなことをうたうわけではない。そこのところが、まぁ仏教やキリスト教の布教型の宗教とちがうところだろうか。

 でもまぁしかし、このどこかにいるだろう「おおいなるもの」の存在は大きいな。誰でもがそれなりに感じているところがあるものね。来世というと何となく「ほんまかいな」とおもうけれど、この目をつぶると感じる確かに「ここにある何か」といわれると疑いようがない。

 例の絵描きの爺さんが「あちらの世界はある」と言い切ったのは多分そこらあたりのことを言ったのかもしれないな。



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無所属でいくというのもかっこいい選択だと思う。 - 2006.02.13(日記)

はる 1701
 どうもトリノオリンピック、出足が悪いようですな。しかしまぁ昔のことを考えると、冬のオリンピックで活躍できる選手が輩出してきただけでも大したものだと思う。

 スピードスケートなんか清水選手がでてくるまで、全く歯が立たなかったのだからね。あまり期待しすぎるのも酷かもしれないな。

 頑張れニッポン!なんてね。らしくないか。

 閑話休題

 公募展の話になると、どうすすめていいのか分からなくなる。今、自分も団体に出品する立場だからね。もちろんいいところもいっぱいある。やる気のある若い仲間を知ったこと。画集でしか知りえなかった先生に出会えること、兎に角大きな作品を描く動機になること、などなど。

 けれど、基本的に絵は他と競うあうものじゃないというのがあるな。個展でじっくり自分の世界を見せて行く。よくもわるくもそれだけでいいという気がするからだ。


  無所属でいくというのもかっこいい選択だと思う、どうだろうか。

 さて、また明日はパートタイム。一週間ははやい。ではでは。



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(はる 1700 )切りのいい番号になった。 - 2006.02.12(日記)

はる 1700
 切りのいい番号になった。同じ日にダブって更新することはないので、単純に計算しても四年と半年かかる。まだまだ続きます。

 今日は一日美術館で暇つぶし。ここのロビーから観る景色は絶景だ。外にはまだ雪が残っている場所もあるけれど、中は空調もきいて暖かだ。ついつい居眠りしてしまう。すんません。

 明日、あさってはお休み、展覧会は18日までです。

 *山梨美術協会会員展 
 山梨県立美術館
 2/11~2/18 (2/13、14は休館日)

 *五色譜展 
 2/18~3/5
 am11:00~pm6:30
 ギャラリーシュオン

 甲府市山宮町1838-3

 055-252-2443



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会員展の搬入,飾りつけ。 - 2006.02.11(日記)
はる 1699
 地元の美術団体の会員展の搬入,飾りつけ。明日は当番で一日美術館に缶詰状態です。

 学生の頃、担任の教授が会長だったこの団体に勧められて出品。何がなんだか分からないながらも、ご褒美をもらってその気になったのが今の私の始まりだ。そう考えるとむやみにはやめられないな。

 それにしても若い人が入ってこない。このままの状態がつづけば、大きなお年寄りのグループ展ということになってしまうだろう。

 確かに街中でも少しお金をだせば,貸し画廊が借りられるわけだから、無理してこういった団体に出品する必要もないといえばそうなんだけれどね。難しい。

 ということで、また明日。



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新規登録の方,よろしくお願いします。 - 2006.02.10(日記)
はる 1698
 メルマガというのか、お知らせというのか、兎に角トップページの更新を知らせるメールを発信する方法を少し変えた。

 私の場合、メルマガというほどの情報を含んでいないので、ただのメールでいいわけだ。既成のメルマガやメーリングリスト機能で充分なんだけれど、なぜか少しちゅうちょした。

 メルマガの「まぐまぐ」なんかでもそうだけれど、メルアドを登録することで何やらわけのわからないメルマガやワームがくっついてくる。Aを削除してもBがくっついてくるといったねずみたたきのようで不愉快だ。

 それから、今回の場合のように突然そのサービスが停止するということもありうるわけで、確かに不特定多数の読者を獲得するにはいいのかもしれないし、バックナンバーの管理やその他もろもろ便利だとはおもうけれど、すべて放棄。単純に今ある機能だけを使ったメーリングリストということにする。

 いずれまた既成の方法を取るかもしれませんが、とりあえずこれで発信して行きます。

 新規登録の方,よろしくお願いします。以前登録されている方は自動的に登録済みになっています。ご迷惑でなくればそのままどうぞ。

*********************
 トリノオリンピックが始まるな。けっこう好きなんだ、こういうの。開会式のアトラクションも好きなんだ。ワクワク。んじゃ。



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今日は筆が進まない。 - 2006.02.09(日記)
はる 1697
 午前中は約二ヶ月に一度の定期検診。何とかいい仕事をしたいと検診のたびに思う。

 昨日の話は何を書きたかったのかな・・。寛美さんのはなしにかこつけて「経験」とか「熟練」の大切さを言いたかった。

 また明日。


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人生の負債は「芸の肥やし」 - 2006.02.08(日記)
はる 1696
 松竹新喜劇の藤山寛美の話をちらりとみた。もう伝説の喜劇役者だから、若い人は知らないひとも多いだろうな。

 今は吉本新喜劇が全国的にメジャーになっているけれど、私たちが子供の頃はどちらかと言えばこちらの方が売れていた。まぁこてこての関西大衆演劇だから、今もしあったとしてもテレビ向きではなく、全国区にはならなかったように思う。

 吉本がどちらかといえばエゲツナイ下ネタ・ドタバタ大衆演劇だったのに比べて、寛美の松竹は正統派の下町人情芝居だった。まぁほとんど寛美の一人芝居のようなところもあったけれど、大衆演劇というものはそういったものだろう。

 芸人というのは不思議な商売だ。普通の生活ではマイナスになるような「人生の負債」が「芸の肥やし」などといってありがたがるようなところがある。反対に普通の生活ではありがたいことが邪魔になったりする。

 だから芸人は遊んで何ぼの商売で、進んで破天荒に生きるやからもいる。またそれも「芸の肥やし」といえば許される世界だ。

 日本の伝統的な社会は必ずしも「若い」というだけがが、もてはやされたりはしなかった。無論「若い」ということは「将来性」がある「可能性」があるということで、期待を込めて価値があったのだけれど、特に伝統的な芸の世界では語るべき「財産」がないわけで、若いということはハンディーでさえあるのだ。

 このところの日本の芸能の世界が何の芸もない「若いタレント」ばかりを、さも価値があるよう売り出すものだから、芸能の世界がやせてしまった。

 たぶんこれは芸能の世界ばかりの話ではない。

 「経験をつむ」「熟練する」ということに価値がない世の中というのは、ある意味衰退するしかない。どこでも同じようなマニュアル通りのファーストフード的なものしか出来なくなってしまうだろう。

 たぶんこれからどっと団塊の世代の経験が抜け落ちてゆく。したたかにたたき上げてきた経験や熟練こそ「財産」だったのだと気付くときがくるだろう。

         *

  話が迷路にはいってきた、もう一度考えます。んじゃまた。



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とりあえず更新 - 2006.02.07(日記)

 実は、まだ仕事先にいましてね。疲れました。すんません、また明日。



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あぁ恥ずかしや・・。 - 2006.02.06(日記)

はる 1694
 関西風のアクセントの奇妙なおっさんが、とつとつとしゃべっておりました。あぁ恥ずかしや・・。


 明日はパートの仕事だな、久しぶりに。


おお、雪が降ってる!奇妙なもんだな、雪が降ってる方が暖かい。んじゃまた。



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輪廻転生 - 2006.02.05(日記)

 はる 1693
 セザンヌが近代絵画の父と呼ばれるのは、この一文があるからだ。「自然は円筒形と球形と円錐形に還元される」

 ありきたりな静物画に飽きてきた頃、セザンヌのこの言葉にであった。まるて天の声かと思うほどストンと私の心の中に落ちた。あの今まで不可解だったピカソが、隣のおじさんぐらい身近に思えた。

 しかし、実際にここから抽象絵画にまで行くにはドニの次の言葉の方が適切だと思う。「絵画と称されるものは、本質的に一定の秩序のもとに配された色彩で覆われた平らな面である」

 セザンヌの言葉の中には見えないけれどこの言葉が含まれている「セザンヌの塗り残し」もここから来ているのだが、わかるかな。

 要するに「絵画とは自分が神のようになってこの世界を再構築すること」と理解した。まぁ今でもその認識は変わっていないところをみると、やっぱりセザンヌは正しかったのだろう。

 で、静物画のモチーフをある秩序にしたがって構成してみる。ふとあることに気づく。この画面のを構成している秩序というものは,普遍的なものであって、大きく言えばこの宇宙も支配している秩序とイコールだということだ。

 さて、この「秩序」とは何なんだろう?と疑問を持つ。「真理」と言い換えてもいい。東洋哲学でいえば諸行無常、全ては流れて同じ状態と言うものはないということだろうか。はたまた「輪廻転生」形を変えて永遠に生きついで行く何か。

 宇宙は何億年前にビッグバンで始まったそうだ。その証拠にその時の微熱がまだこの宇宙全体を覆っていて、絶対零度ではなくて薄ぼんやりと暖かいそうだ。

 物が爆発分解して,もうこれ以上小さくならない「安定した状態」というものを想像してみた。自ら光り輝いてこの宇宙の何処をさ迷っている姿を。

 昔物理の時間に「エネルギー不変の法則」なるものをならった。動いているものはエネルギーを持っていて、E=mv2(2乗)とあらわされるそうだ。

 つづく・・。

******************************

そうそう、明日2/6の午後6:10NHK甲府「美を求めて」をご覧下さい。



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元はと言えばセザンヌだ。 - 2006.02.04(日記)

はる 1692

  元はと言えばセザンヌだ。

 「自然を円筒形と球形と円錐形によって扱い、すべてを遠近法のなかにいれなさい」

 モーリス・ドニ
「絵画と称されるものは、―――軍馬とか裸婦とか、あるいは何らかの逸話である以前に―――本質的に一定の秩序のもとに配された色彩で覆われた平らな面である」


 ここから始まった。E=mc2(2乗)というアインシュタインの数式をはじめてみた時、結構感動した。

 というのは、漠然とではあるけれど、昨日書いたような物質の最後というものを想像していたからだ。




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昨日のつづきでね。数学者のはなし。 - 2006.02.03(日記)
はる 1691
 そうそう、昨日のつづきでね。数学者のはなし。

 定時制には、まぁ少し変わった先生がまわってくる。望んでまわってくるのか、ある意味で左遷されてくるのか、そこのところは私に言えない。(これを読んでいる先生もいるようなのね)

 何年か前に赴任してきた数学の先生は、いつも何やら難しい数式をといていた。職員会議や空いた時間、なにする事はなくいつも机に向かって、細かい数式とにらみ合いをしていた。

 何やら凄く興味がわいて、一体何を計算しているのかたずねたことがある。私のことだから、たぶんいいかげんなうろ覚えなので間違っている可能性がたかいけれど、こんな話しだった。

 数学の世界にはまだ解かれていない命題というのが幾つかあって、それが証明できれば数学会のノーベル賞とでもいわれる(フィールズ賞)も夢じゃないらしい。そんな話から、たぶん彼が挑戦していたのは(素粒子論)といっていた気がした。間違っていたらすんません。

 その後知らないうちにいなくなったので、何処かの高校に配置換えになったか、大学に呼ばれたのか、知らない。確かなのはフィールズ賞を取ったという話は聞かないから、まだどこかで計算しているのだろうか。

 ここからは、私の夢想。

 例えばピタゴラスの定理三角形・直角三角形abcの辺において(axa+bxb=cxc)というやつ。中三ぐらいででてくるけれど、実に簡潔で美しいかたちをしている。2乗というのが書けないので、イマイチ説得力ないけれど、まぁギリシャ時代に考えられた幾何の考え方は未だに普遍性を持つ。

 先ほどのアインシュタインのE=mc2(2乗)というのも実に簡潔なかたちをしている。実はこれは宇宙の真理の一片をあらわしている。

 物事はすべてやがては一番安定した形となって行く。例えば色んな天体の接近写真をみても、ほとんどの場合その地面の色は赤茶けた砂の色をしている。と言うより地球の様に美しい青色をした天体などは知っている限り、他に存在しない。

 そう考えると赤茶けた鉱物というのがそれなりに安定した形かなと思う。

 宇宙的な時間から見れば星もけっして安定した状態ではない。やがては他の天体と衝突したり、自ら爆発したりしてその一生を終える。

 で、その構成物はどうなってしまうのかといえば、物質を構成している原子、電子、光といわれる素粒子にまで分解され、またこの宇宙全体にばらまかれる。宇宙全体からみればけっして無くなるということはない。また新しい物質となってこの宇宙の何処かにそんざいするということになる。

 で、E=mc2 私なりの解釈。
 すべての重さを持っている物質(m)は,最後はもうこれ以上小さくならない光の粒になって飛び散る(c)そのエネルギー量(E)はmc2で表される。



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「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」を観た。☆☆☆★★ - 2006.02.02(日記)
はる 1690
 道を歩きながら、また車を運転しながら、そうだ、今日はこれを書こうと思う。が、しかし、こうやってパソコンに向かうと全てアジャパーで忘れてしまっている。立派な頭脳だ。

 そうそう、今日は午前中に映画を観たんだっけ。「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」頭のおかしくなった天才数学者を父に持つ娘(彼女は自分もまたおかしくなるのではと不安に苛まれている)、とその恋人の話。

 天才数学者役のアンソニーホプキンスがよかった。前に見た猟奇事件の犯人役「ハンニバル」も適役だったけれど、今回の気のふれた天才数学者というのも、彼にぴったりの役だな。

 「博士の愛した数式」だっけ、これも今封切りだ。けっこう数学者はロマンチックな物語になるようだな。

 そうそう、アインシュタインなんかも日常生活では簡単な計算も間違えたりしたというのだから、興味があるな。

 世界は簡単な数式で表すことができるというのは、たぶん多くの数学者の命題じゃないだろうか。そう考えると数学も哲学だし宗教だし、芸術でもあるな。このことはまた続きを書きたい。

 ということで、この映画☆☆☆★★



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そろそろ、ここも引き上げ時かもしれない。 - 2006.02.01(日記)
はる 1689
 ライブドアや、私が借りているアメブロにしても、無料のサーバーだけれど、これがどのようにして利益を生んでいるのか今ひとつわからないなぁ。

 また無料である限り色んな都合はあなた任せであり、例えば一方的にサービスを止められても基本的には文句は言えない。

 メルマガで利用していたリトログのサービスが不安定になってきた。もともと非常に使い勝手が悪くて、発信すれば必ずワームが添付されて、性悪のサーバーの典型みたいだったんだけれど、昔っからの腐れ縁で使っていた。

 そろそろ、ここも引き上げ時かもしれない。

 まぁ、しかしこういったサービスは本当にめまぐるしく変わる。私がHPを立ち上げた頃は、独立した日記のサイトもあまりなかった。パソコンにうとい私は掲示板に、日記もどきをつづり始めた、それが今のブログのはじまりだ。

 HPの容量も最初は10Mしかなかった。今じゃ無料のブログでさえ20Mぐらいある。日進月歩とはいうけれど、今はほぼ無制限になりつつある。

 さて、メルマガだけれど、既成のまぐまぐみたいなものにするのか、メーリングリストのようなものにするのか、決めかねている。あまり大げさなものにはしたくないのと、面倒なので、そのままないものにしてしまうか。

 音沙汰がなければ自然消滅。いずれ何かの形で復活したいとは思っていますが・・。すこし時間をください。ではでは。


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