それでは、よいお年を! - 2005.12.31(日記)
はる 1657
今年もあと数時間で終わりです。皆さんは今年どんな年だったでしょうか?まぁ毎年同じようなことを聞かれるのだけれど、こうやって何事もなく正月を迎えられるのは、幸せということですな。
来年も変わりなくお付き合いのほどをよろしくお願い致します。
それでは、よいお年を!
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正月飾り・・日本古来の「いのりのかたち」 - 2005.12.30(日記)
はる 1656
ということで、昨晩、年賀状を書き終わりました。まぁ何と言ってもDMを含めて凄い量のはがきを出します。
数えたことはないのですが、年間どれほど郵便やさんに貢献しているでしょうか。表彰されたいものです。アバウトにカウントしても二千枚は越えてます。
今日はそこそこ大掃除をして、玄関に花を飾りました。明日になると一夜飾りとなってよくないらしい。家の柳の枝を切ってきて束ねて噴水のように玄関の柱に結びつける。何かいわれがあるのだろうけれど、よく知らないな。
何年か前に京都の旅館に泊まったときに、これに紅白の餅を花が咲いたようにくっつけたのを見た。潜在意識の中から湧きあがってくるような、日本古来の「いのりのかたち」のような気がした。
クリスマスもいいけれど段々とこういった日本のかたちが懐かしい。
日本語は便利な言語だ。漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、全てをほぼ自国の文字化してしまう。もともとはどちらかといえば韓国語に近い発音をしていたように思う。で、中国から漢字が伝わって来て、何とか当て字でその音を使って表記する方法を考えた。万葉仮名だな。今で言う族と同じようなことをしていた。
漢字の一部をもらってひらがなが作られた。ここにいたって初めて日本語が自由に表記できるようになった。これはもう画期的な発明だね。我々の先輩はもともとこういったあるものをアレンジして使い勝手のいいものにするというのが得意だったのだね。
で、まぁ色々大陸から文化が入ってくるのだけれど、ことごとく日本風にアレンジしてしまう,独自の才能があったんだな。
明治維新後,西欧の文化が怒涛のごとくはいってきたけれど、これもまた同じように翻訳的当て字で上手く取り込んだ。「自由」とか「民主主義」などという考え方もなかったのだから、作るしかないわな。
そして戦後アメリカの文化がまるで植民地じゃないかと思うほどはいってきたけれど、これもまたカタカナでうまく取り込んだ。
考えてみると我々はなかなかしたたかだ。アメーバーのごとくなんでも取り込んで自分のものにして来た。
和風、わふう、というけれど、オリジナルなものはもうない。こうやって段々に変化して行く「かたち」というのが、「オリジナルな日本人」ということじゃないかな。
回顧主義的に単に昔に戻るだけが「オリジナル」とは思えないのだ。
日々変化して変わってゆく。何処に向かっているのかは誰も分からない。それがいいとか悪いとかでもない。これが「わたし自身」なんだろう。
難しい話になった。削除したいけれど、まぁいいや。んじゃ。
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さいわいびと - 2005.12.29(日記)
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大掃除、しめ縄、松飾を飾って、はい準備万端。 - 2005.12.28(日記)
はる 1654
さて、今年も残り少なくなってきましたね。毎年のことですが、個展が終わるともう一気に年末モード。ばたばたとツリーを片付けて、大掃除、しめ縄、松飾を飾って、はい準備万端。
昨日地元の放送局の取材を受ける。本格的な撮影はまだ来年の話だけれど、10分ほどの番組をつくるということだ。その下調べみたいなものか。
こういったTV取材は何回か受けたことがあるけれど、10分の番組でさえこうやって何日も前から準備をすすめる。当日の撮影は4~5時間ぐらいになるそうだ。まぁほとんどぶっつけ本番でなるようになれという感じで応じたい。
で、しゃべりながら何となくそうか!と気付いたことがある。私の絵を見て西欧的なものを感じるという人と、アジア的なものを感じるという人と大体半々だ。
イタリアに行く前は西欧画、つまり油彩画を描いていた。油彩画でありながら、やろうとしていたことは日本の色や形をなんとか表現したいなぁと考えて、源氏絵巻や蒔絵みたいなものからヒントを得ていた。
西欧の伝統的な画材を使いながらも日本的なものを表現したいと無理やりそういった題材を選んでいたようなところがあった。
まぁそれが成功したかどうかは今はよく分からないけれど、有本利夫なんかがやっていたことの、はっきりいって物真似をやっていた。時代がそういった祖先がえりをしていたのだ。
帰ってきて全く油彩画から離れて,自由に画材を選べるようになって、そうだな無理やり和風な題材を選ばなくてもいいのかなと思うようになった。どちらかといえば日本画的な画材を使っているわけで、まぁこうなってくると自分画であって、洋画、日本画という分け方も意味のないことになる。
よくよく考えてみると、今の我々は「西洋」と「東洋」の「混血」なんだと気がついた。そう無理やり祖先がえりするのも無理があるし、西欧人でもない。そうだな、顔や体型は日本人だけれど、心の中は何か違うものになっているのではないかな。
あらゆる物事は安定した方向に動いていく。地球上には色んな文化や文明が芽生えそして消えていった。今現在も全く異なる生活習慣や文化が存在するけれど、それも長い宇宙的な時間で見ればやがて混ざって、安定した中庸な文化になって行くのかもしれない。
何だかよく言いたいことが見えなくなってきた。まぁこれはこれでアップします。またあした。
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とりあえず更新 - 2005.12.27(日記)
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日本丸。今度は根こそぎいかれるぞ。 - 2005.12.26(日記)
はる 1652
いやまったく、疲れましたね。
それにしても今年は銀座の町も人がたくさんでていたように思います。すこしバブリーな感じがしますね。何だかすこしあやうい感じがするのは私だけかな。
88年からバブルの真っ最中にかけて銀座で個展を始めた。今年で何回目になるか忘れてしまった。
当時銀座の町には奇妙な高揚感がありましたね。ビル転がしやマネーゲームでバブリーなお金がわんさかあふれていて、日本は世界のお金持ちになった。エンパイヤーステートビルを日本人が買ったとか何とかそんな話が巷にあふれていた。
額に汗して働くのは大して有効な仕事とは考えられなくてね。町工場のおっさんが機械を抵当に入れて,株の投資に走っていた。今日より明日が必ず高くなるならば,そりゃ買うわな、子供でもわかる。
けれどさぁ、皆が勝つわけないものね、必ず誰かが損をする。だから投資は博打なんだろうね。よく知らないけれど。
この頃新聞なんかでも投資の話が目立つね。銀行に預けても大した利息にはならないから、ネットをつかって一億総投資家だ。かんたんだからね。売り買いがね。ゲーム感覚で小金が儲かるというわけだ。
今動いているのは,多分退職した人達の老後資金だろうね。これからごそっと団塊の世代が退職するからね。ここらあたりが狙い目とねらっていると思うね。
そうそう、何も生産しない人間が偉そうなこといえないけれどね。ちょっと危ないな。日本丸。今度は根こそぎいかれるぞ。
ではでは。
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東京のミレナリオを見て帰ります - 2005.12.25(日記)
これから東京のミレナリオを見て帰ります。これをみると神戸の震災を思い出します。1/17あのときもさむかったなぁ・・。
さて、個展が終わると、いつものことだけれど、若干さみしいな。昔拓郎の歌にあったけれど『祭りの後のさみしさ」ってやつでしょうかね。
これで今年は終わりです。家に帰って後片付け、そして年賀状も書かねばね。年内につかないかもしれませんが、あしからず。
それでは、東京からはこれでおしまいです。ではでは。
ジプシーノハルでした。
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今日で最後です - 2005.12.24(日記)
さて、今日で最後です。これから出かけます。
まだ見ていない人は、まだ間に合います。
よろしくお願いしますよ。
はる 1650
個展6日目(まだ東京にいます)
メリークリスマス、ということで、個展終了しました。わざわざ寒い中を出かけてくれた方、ありがとうございました。また、何かの都合で今年はこられなかった方、また来年何かの機会にお会いしましょう。どうもありがとうございました。
地元と東京の個展と両方ごらんになった人が、やっぱり東京の個展は違いますね、という。なんだろうなぁ、実際にはそう、確かに少し違う作品は出てはいるのだけれど、本質的にはなんら変わらない。
うまく説明できるかどうかわかりませんが、その違いを書きながら考えて見ましょう。
地元のブドウ畑の真っ只中にある画廊でみる場合と、銀座という華々しい都会の喧騒の中で見る絵というのはどこが違うのだろう。
それは多分観る人の気持ちの持ち方なんじゃないかな。たとえば地元の画廊で観る場合、まぁ普段着のまま日常の生活の範囲で見る訳だ。それがいいとか悪いとかいうのではなく、日常生活の延長上にあるわけだ。
けれど、銀座というまぁお街で絵を見る場合。人はそれなりによそゆきの服に着替えて、電車に乗ってわざわざ出かけなくてはならない。ここのところが大きく違う。
「はれとけ」の話を前に書いたおぼえがあるけれど、その考えで言うならば地元の展覧会は日常の「け」であり、銀座の展覧会は特別な「はれ」になるのかもしれない。
まぁどちらも大切という意味では大事なんだけれど、そういった違いがあるようですね。
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たちたさんの感想 - 2005.12.23(日記)
ネット仲間のたりたさんが個展の素晴らしい感想 を書いてくれました。ちょっと気恥ずかしいけれどリンクしましたので読んでください。たりたさんかさねがさねありがとうございました。
はる 1649
個展5日目
初日にでかい絵が売れた。こんなことって20年近く個展をやっているけれどはじめてのことだ。まぁこうやって我慢してやり続けていれば、神様も粋なことをなさるらしい。
まぁ絵が「売れる」ことと「いい」絵というのは別物だけれど、反対に売れないからいいとはいえない。まぁ続けるには適当に売れる必要もあるわけで、趣味でやっているわけではないので当然といえばとうぜんだ。
さて、明日で終わりです。今年の個展もこれでお開き、ジ・エンド、おしまいです。
お終いとなったら、なんだかちょっと寂しいきがするな。最後です。是非いらして下さい。四時半までですよ。ではでは。
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今日で半ばが済みました。おつかれさんです - 2005.12.22(日記)
はる 1648
個展4日目
かなり北風が吹いて寒い。特にビル風はどこから吹いてくるのかわからないから始末が悪い。
さて、今日で半ばが済みました。おつかれさんです。
ネット関係ではriosimanさんがお友達と来てくれました。そうですねぇ本当にネットの友達は出席率がいいように思います。ありがとうございました。
明日から後半戦になります。明日は祝日ですよ。
来廊お待ちしております。ではでは。
今日は中目黒のビジネスホテルからでした。
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まだこられていない方早めに来て下さい。 - 2005.12.21(日記)
はる 1647
個展3日目
かなり疲れて来ました。今日で中日後3日です。まだこられていない方早めに来て下さい。
ネット関係ではたりたくみさんがお友達と来てくれました。彼女ともネットを始めた頃からの友達で、こういったつながりは面白いなぁと思いますね。
画廊のオーナーもびっくりしていましたが、実際にDM見て来てくれるお客さんよりネットを見てきてくれるお客さんの方が出席率がいい。
まぁこれからはどうなるかわかりませんけれど、この日記をご覧になっているために、臨場感があるのかもしれませんね。
とりあえずの報告でした。
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小僧さんと新人の桃組さんが来てくれました - 2005.12.20(日記)
はる 1646
個展2日目
今日もまたたくさんの人が来てくれました。有難うございました。
ネット関係では常連の小僧さんと新人の桃組さんが来てくれました。こうやって段々とネット関係の友人が増えてゆくのかもしれませんね。こういった仕事にとってネットは強い味方になってくれそうな気がします。これからもよろしくお願いいたします。
小僧さん、桃さん、素晴らしい感想ありがとう。無断でリンクしました。
やっぱり大きな作品で個展をするというのも楽しいなぁというのが偽らざる感想。まぁ今までのように小品だけの小さな展覧会もそれなりに楽しいのだけれど、自分の意気込みというのか、やる気というのか、達成感というのか、それは大きい作品ならではのものがありますね。
今回大きい作品は階段も入らなかったので分解して搬入、会場で組み立てたのだけれど、手数を考えなければこういったことも可能だということだな。
と言うことで又明日。
今日はまた兄貴のところに居候です。
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今日は都内のビジネスホテルからです。 - 2005.12.19(日記)
はる 1645
個展1日目
今日オープンしました。
国画会のグループ展や個展が目白押しなのでやっぱり国画会関係の絵描きさんが多かった。
ネット関係で知り合いになった方も何人か駆けつけてくれました。どうもありがとうございました。まぁ初めて私の作品を生で見た感想などありましたら掲示板にでも書き込んでください。
toshiさんはスイスから帰国、成田から直接来てくれました。今日は京都でしょうか。お疲れ様でした。スイス旅行記楽しみにしてます。
メルマガのMさんも最後に来てくれまして、ゆっくり話が出来ました。こういった出会いはネットならではのことなので、面白いなぁと思いました。これからはこういった出会いがどんどん増えるのではないかと思いますね。
多くのことをネットの日記などですでに知っているので、色々なことを言う必要がないのですぐに本題に入れて面白い話が聞けたと一人合点しています。迷惑だったらすみませんでした。
まだまだこれから始まりです。まだご覧になっていない方、是非来て下さい。大きな作品をまとめて展示する予定は当分ありませんよ。今なら無料!
今日は都内のビジネスホテルからです。
ジプシーのハルでした。
ではまた。
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昨日飾りつけを終わりました。 - 2005.12.18(日記)
はる 1644
昨日飾りつけを終わりました。さすがに疲れましてとてもネットに書き込む余裕がありませんでした。
今日は千葉の兄貴ところに居候です。というわけでこうやって日記を書いています。
まぁ明日からというわけで、とても楽しみにしていますね。毎年のことですが、この時期はあっちに少し、こっちに少しとお世話になってまるでジプシーのような生活になります。
さて、展示風景はまだアップしていませんが、自分でいうのもちょっと照れますけれど、けっこういい感じだとおもいますよ。明日からです。是非来て下さい。お待ちしています。
明日はまた更新できないかもしれませんね。
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しばらく留守にします。あしからず。 - 2005.12.16(日記)
はる 1643
(村岡先生の思い出)
もう40年も前になるか。先生と初めてお会いした時のことを今思い出している。
入学式の日は雨が降っていた。運動場に面した大きな階段に並んで記念写真を撮ったのをよくおぼえている。今では珍しい木造の校舎で、窓には野球のボール除けの金網が張られていた。
中学に上がって一番変わったのは、こういった一つ一つがお子様用から大人扱いにかわったことだ。何となくみんな落ち着かない不安そうな顔をしていた。
入学式が終わって各クラスに分かれてホームルームに入った。一年生は一番日当たりの悪い、北側の便所くさい木造校舎だった。一年五組の教室は元々は美術教室に使われていたらしいので、少し大きく部屋の中に流しがあったように思う。
担任の村岡先生の挨拶があって、若い美術の先生だということで少し嬉しかった。
初めての美術の授業が校内のスケッチだった。私は裏門のちょうど桜が満開に咲いている様子を描いた。通りがっかった先生に何か指導してもらったけれど忘れてしまったな。
また、ある時、先生がレコードプレーヤーを持ってきて音楽を聴きながらそのイメージを絵にしろという課題があった。ほとんど何も描けなかったけれど、音楽から絵を描くという発想が少し大人びた高級な感じがしたので印象に残っている。
今年、神戸の画廊でほぼ40年ぶりに先生とお会いした。少しお痩せになって、どこか具合が悪そうだった。
前日に「えなみさんというのは、歌敷山中学の卒業生ですか?」と、新聞の小さな記事でみつけて電話をかけてきてくださった。
当時それ程めだった生徒でもない私のことをおぼえていてくれたことが嬉しかった。
考えてみると自分の人生ではじめて美術の専門家として現れたのが村岡先生だった。どんな職業につくかということは当時ほとんど考えてはいなかったけれど、心の片隅に「美術をやる」という種を蒔いてくれたんだなと思っています。
そして最後に私の個展を観に来てくれたんだなぁと一人合点で思っています。
ありがとうございました。そしてご冥福をお祈りいたします。
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しばらく留守にします。
明日搬入で出発します。
個展の様子どこかで更新できるようであれば更新するつもりですが、わかりません。
メリー・クリスマス!銀座で逢いましょう!
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八月のクリスマス - 2005.12.15(日記)
はる 1642
韓国の映画をみて感じることが幾つかある。例の「八月のクリスマス」もそうだったけれど、綺麗なラブ・ストリーなのに突然「おなら」の話がでてくる。細かいことは忘れてしまったけれど、恋人のおならの匂いを懐かしがるというような話しだったかな?
随分前にアメリカの友人が彼女を連れてきたのだけれど、平気でおならをする。日本人の我々の感覚ではげっぷやたんを吐くことの方がまだおならよりましだみたいな感覚があるけれど、ちょっと違うのかもしれないな。
最近そのものずばり「ラブ・ストーリー」という韓国映画をみたけれど、そのワンシーンにも「おなら」のエピソードが出てくる。どうもな、下ネタは嫌いじゃないけれど、あえてラブ・ストーリーに必要かな?と思ってしまう。
我々関西人は下ネタが大いに好きだ。吉本新喜劇なんかを見ていると下ネタのオンパレード、強烈な「本音バトル」でこれになれてしまうと、関東のお上品な笑いなどスカみたいなものだ。
でもな最近はちょっと考え方変わったな。そのことはまた今度。
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今日で年内の内職の方が終わった - 2005.12.14(日記)
はる 1641
今年はいつもより寒い気がする。日本海側では雪が降っているようだ。
今日で年内の内職の方が終わった。これからは個展モードに移行する。来週の月曜からです。是非いらして下さい。私は終日在廊の予定です。
ではでは。
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イン・ハァー・シューズ - 2005.12.13(日記)
はる 1640
そう、ばたばたとしてます。個展の準備の方はおおかた整ったのですがね、学期末というのは成績もつけなければならなかったりで、あっちの仕事の方も忙しい。
ここから来週からは、東京に行きっぱなしになってしまうので、新聞をとめたり郵便を預かってもらったりと、ここらあたりもけっこう忙しいのだ。年末はそれでなくてもばたばたしているのに、個展などやるものだからよけいにおたおたしている。まぁ今日で一応一段落かな。
個展が始まってしまえばお祭りみたいなもので、エライヤッチャー、エライヤッチャー、ヨイヨイヨイ、で日が暮れる。こればまたオモロイのだな。
それでも映画を観ている。「イン・ハァー・シューズ」アメリカ映画らしいといえば、非難がましく聞こえるかもしれないけれど、いい意味でアメリカ映画だなぁという印象を持った。
女二人の姉妹。お互いに性格も容姿も全く正反対。やることなすこと腹が立つけれど、気になる存在。頭の鈍い妹が自分にあった仕事を見つけて行くことで段々綺麗に素直になって行く。
最後はハッピーエンド。何処がアメリカ的?そう、仕事が出来る、キャリアをつむ、社会的に自立することが、兎に角必要なことだというようなことが静に語られている気がした。
まぁいい映画でしたが★★★☆☆かな。
閑話休題
最近、掲示板にこのページと関係のない書き込みをする輩が多くて、気がついたら削除していたのだけれど、面倒になってきた。
掲示板を閉じることも考えたけれど、まぁそれは最後の手段としよう。
という訳で、パスワードなるものを設定した。一度設定すれば次回からは普通に開くようなので、面倒でも一度だけ書き込んでください。
といっても、広く一般に開いているというのが掲示板のいいところなのに、パスワードがあるために入りにくくなったといのじゃ本末転倒になってしまう。
で、トップのページをよく読めばパスワードが書かれてあるので、そこのところは勘弁してください。
まぁそういう書き込みをする輩はお仕事だと思うので、そこまでは読まないだろうという安易な考えでやってます。
まぁ反対にそれでもやってくるのは「私のお客さん」かもしれませんね。
またパスワード変えるかもかもしれませんが、とりあえずこれで試してみましょう。協力してくださいな。
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何だか忙しいなぁ。 - 2005.12.12(日記)
2005 「聖人と詩人」 SM
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今日は寒いなぁ。 - 2005.12.11(日記)
2005 甲府個展「カーニバル」 F0
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「オリジナルな自分」というのが最も核になっている - 2005.12.10(日記)
はる 1637
困っていた100号が何とか間に合った。時間がなくて今週中に出来なければ個展には出せないなぁと思っていた。油彩画ならとっくに諦めていたけれど、水性画なのでこういった場合何とかどうにかこうにか駆け込みセーフといったところか。
絵の言葉はルールが多くてなかなか自分の思ったようには言いたいことがいえない。そりゃそうだろ。日本語だって上手く使えるには5年や10年かかるのだからね。
だけどね、文法ならってルールをしってきれいな文章が書けるのを待っていると、結局自分が言いたかったことは何だったのか見えなくなってしまうことが多いんだな。
人は嬉しければ誰かにその喜びを伝えたいと思うだろうし、悲しかったら泣く。怒ったら感情を爆発させる。決して上手くなくても、伝えようとする気持ちがあれば伝わるのだ。
伝えようとする事柄にどれだけ「切実な自分の気持ち」をのせられるかということかな。
何かそれらしい風景やそれらしい花を描いても、確かに上手い絵で綺麗かもしれないけれど、作者の気持ちが乗ってなければ何の意味もないただの布切れだ。
結局この「切実な自分」「オリジナルな自分」というのが最も核になっているのだろうかね。よくわからんけれど。
「腹減った」が一番切実だけど、もうそれじゃないからね。
こうやって目をつぶって考えてみると、どうやら眼の裏あたりになにかいる。考えてる「私」という奴かいる。何処からかやってきて何処かに消えて行く。そのつかの間の出来事なんだけれど、おいお前はいったいだれなんだ。
今日美術館で障害者の学校の絵画展をやっていた。アールブリット(ナマの芸術)だね。彼らの絵は習ってでてくるものじゃない。ウダウダと溜まっているものが,何も邪魔されずにすっと出てきたら「こんなんでました」みたいな感じかな。とてもいい。
また考えてみたい。ではでは。
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「こんなんでいいんだ」という感覚は当時の私には大発見だった。 - 2005.12.09(日記)
はる 1636
何を描くか、という問題は簡単のようでいてなかなか難しい問題だ。このことを真剣に考えている絵描きはあまりいないのではないかと思ったりする。
以前、地元の美術館で版画の世界的企画展があった。色んな国の現代版画が一同に展示されていた。で、日本人の版画はとてもよく出来ている。破綻がない。テクニックも世界的にみても最高レベルだった。けれどはっきり言って「上手い」「よく出来ました」という次元でしかない。自分の感性の鈍さを棚に上げて話を進めます。
一方スペインの作家の版画はとても荒削りで技術的にはたいしたことないように思えた。けれど訴えてくるもの、これが言いたい、といったものががんがんと伝わってくる。
間違えてもらっては困るのだけれど、技術は必要ないといってるのではない。表現行為には当然技術が付きまとってくる。それがなければ芸事は成り立たないのだけれど・・。
もう30年も前になるのか、有本利夫が「花降る日」で安井賞の特別賞を取ってさっそうと世の中に出てきたのは。
色んな作家の影響を受けてきたけれど、ある意味で決定的な影響を受けたのは彼かもしれない。「あぁこんなのでいいんだ」といった安心感は、はっきり言って彼の術中にはまってしまっているのだけれど、その当時はわからなかった。
この「こんなんでいいんだ」という感覚は当時の私には大発見だった。またまた「こんなん」が難しいのだけれど。
今日はここまで、また明日続きを書こうと思います。
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何を描けばいいのか。 - 2005.12.08(日記)
はる 1635
「自分の言葉」で書くというのは難しい。例えば朝の光を「生まれたばかりの輝き」などと書くと、まぁ今までにどこかでお目にかかったことがあるわな。
大体において言葉そのものが、そうやって使われて受け継がれてきたわけだから、全くの自分独自の言葉などというものは、宇宙語でもない限りありえないわけだ。いや、それも地球人だけがしらないで、宇宙全般では常識なのかもしれない・・。
例えばりんご。こいつを一生懸命忠実に描こうと四苦八苦していた。まぁ元々三次元のものを二次元に描くわけだから、どこかにむりがある。
それでもそれなりに努力すれば、そこそこに描ける様にはなる。
で???
何を描けばいいのか。そこで全く真っ白になってしまう。絵を描くことは(物を写す)ことはそれなりに楽しいのだな。絵が好きな連中は小さい頃からこと絵に関しては上手上手と誉められていたはずだ。
ところが、何を描けばいいのかはだれも教えてはくれない。
学生の頃セザンヌに憧れて静物をよく描いた。まぁ大体がそこらあたりからはじめるのだと思う。確かにセザンヌの造形の原理みたいなことは、なるほどなぁと分かりはする。で、ふといったいそれが、私と何の関係があるの?と思うわけだ。
例えばもっと今の自分にとって切実なこと。「将来どうやって食っていこうか」とか「自分は何で今絵なんて描いているのか」とかもっと下世話なあれやこれや・・。
まぁ表現の適材適所もあるかもしれないけれど、例えばピカソなんかを見ても、自分の言葉、表現がもっとストレートだよな。言いたい事言って文句あっかみたいなところある。
こんな簡単なこと気付いたのが、そうだな10年ぐらい前だものな。遅すぎるよな。
もう少し続けたい。
ではまたあした。
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乗合バスが行く。 - 2005.12.07(日記)
2005「乗合バス」 F3
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私には欠陥がある。 - 2005.12.06(日記)
はる 1633
私には欠陥がある。これは薄々気がついてはいたが、はっきりと自覚するまでには至らなかった。
そしてその欠陥が私の全てに共通する性格にまでなっていることに気がついた。
私には集中力がない。全てがいいかげんでチャランポランだ。それにもかかわらず、まぁそれなりの仕事ができたのは「何かそれらしき雰囲気」や「そんな気分」を上手い具合に取り込むことができたからだ。
まぁ、うんと良心的に言えばそれが私の才能といえばいえるかもしれない。
しかし、それでは本質的には何の解決にもならない。
何事かをなしえる人物というのは、あるときに集中的に仕事ができる人だと思う。「緊張と緩和」「集中と開放」これが自在にコントロールできる人間が、まぁこの世界のトップの方にいるのだろうな。
多分これは受験勉強なんかでも同じことかもしれない。要領よく集中的に片付けてゆける人間が生き残って行くのだろうか。よくわからないけれど。
だらだら、うだうだ、のべつ幕なしに続けてゆく、山も谷もなく、嫌々ながらもやりつづける、私のやり方はそんな風だ。で、これが私の性格にもなっている。
あぁ、いやだいやだ。
ではまたあした。
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今現在の中に今までの私も、これから出会うであろう私も含まれている - 2005.12.05(日記)
はる 1632
人の耐用年数というのは50年から長くて60年位かなと思う。それ以上は余禄みたいなもので、がたが来て当たり前だな。
どんなに精巧で間違いのない機械でも、50年休まずに無傷で動いているものなどないわけで、それがそれだけ無駄遣いしているのだから、色々と不都合がおきて当然のような気がする。
今でもアフリカとかその他の自然環境の苛酷な地域に行けば、平均寿命が30とか40なんてざらにある。江戸時代やそれより前の日本なんかでも大体40から50ぐらいで亡くなったようだ。戦争があったりしたらもっと寿命は短いかもしれない。
幸か不幸か我々は少し長生きしすぎたのかな。
こんな時に老いを自覚する。今まで簡単に出来ていたことが、出来なくなる。個人の名前が出てこなくなる。近くの字が読めない・・。エトセトラ
一つ学んだこと、「生」が終わって「死」になるのではなく、「生」の中に「死」は含まれているということだ。今現在の中に今までの私も、これから出会うであろう私も含まれているということだ。
老いというテーマはまたもう少し考えてみたい。
ではまた。
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イルミネーションはきれいだったな - 2005.12.04(日記)
はる 1631
とまぁ一日が過ぎてしまった。こうやってパソコンに向かって何を書こうかと考えている時が、けっこう幸せの瞬間もね・・。
12月に入ると色んなところでイルミネーションが施される。最近は個人の住宅でも競って電飾をキラキラやっているところがあるけれど??と思う。まぁ個人のかってだけれど。
イルミネーションといえば何年か前の表参道のイルミネーションはきれいだったな。ちょうど東京の個展が12月だったのでミーハーな私たちはよく見に行った。
ところがこういったものは地元にとっては迷惑以外のなにものでもないそうで、兎に角ゴミがすごいそうだ。とんでもないのはそこら中に立ちションはするはで、とてもじゃないがやってられないということで、取りやめになってしまった。
何だかね、こういう話を聞くと寂しくなるな。
ところで、わが城下町でも昨年からイルミネーションをやることになった。しかし、なんでキティーちゃんやそこらあたりのキャラクターが出てくるのだ。雰囲気なんて関係ないのかね・・。もう少し考えてもらいたい。
ということでまた明日。
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ダイナミックなもの、生命力のあるもの、ある種の力、命 - 2005.12.03(ベッドの上の王国)
ベッドの上の王国 2000 5/9 終わり
「ダイナミックなもの、生命力のあるもの、ある種の力、命」
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何だかね、ばたばたしてます。 - 2005.12.02(日記)
はる 1629
何だかね、ばたばたしてます。
藤沢周平の文庫本はほとんど読んでしまった。時代もの色々読んだけれど、彼の作品が一番自分にぴったりと合うような気がする。いや、そうじゃなくて、彼の作る物語は日本人独特の美しい世界を見せてくれる。それ故、多くの人がそれに酔いしれるのではないだろうか。
彼は若い頃に地元で学校の教師をしていた。それが病気になったことで、正業につくのを諦めたようだ。人生何が幸いして災いするのか分からない。すべては塞翁が馬、あざなえる縄のごとし、プラスマイナス0、そういった経歴がなければ、ああいった深い人間観察はできなかっただろう。
今ナイトキャップに読んでいるのが、山本一力の文庫本だ。直木賞をとった「あかね空」から始まって、出版されているものはほとんど読んでしまった。
藤沢周平とは違うけれど、下町の庶民の生活が書かれていて、どことなく共通するところもある。
私は特に読書家ではない。どちらかといえば理屈やで、文系より理科的な考え方をする人間だったように思う。それゆえにというのか、文学系の本はあまり読んで来なかった。どちらかといえば実践的なことを志向していたように思う。
この山国の大学に入ったのは、もう25を過ぎていた。一度社会に出て、もう一度勉強するチャンスを与えられたのだから、時間を充分に使いたいと思った。でまぁこの時期に遅ればせながらぼちぼちと読み始めたというわけだ。だからまぁ読むのが遅い。
けれど、本を読むことで、得られる楽しみというのを知ったことは大きい。どうせ私が読む本など、楽しみのため、時間つぶしでよむのだから、何のためにもならないのだけれど、まぁそれでいいと思っている。
映画と同じく私の数少ない趣味といえるかもしれないな。
ではまた明日。
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後始末などで、てんてこ舞い - 2005.12.01(ベッドの上の王国)
ベッドの上の王国
「生命」 2000 5/8の2
はる 1628
東京の個展の準備に忙しい。まだ絵も描かなくてはならないのだけれど。今日はDMを出した。明日あさってには着くと思いますので、着かない人はメールで言って下さいな。
それにしてもこの時期,私は郵便局に随分と奉仕している。普通これだけ利用すれば、それなりに割引になってもいいと思うのだけれど、はがき一枚50円、封書一通80円という単価は変わらない。単純で計算はしよいけれど、この頭でっかちなシステムは疲弊している。
全て民間に移行するのがいいとも思わないけれど、こういったサービスの面を民間と競争することで、融通がきくようになるのはありがたいと思う。見習うべきところはたくさんある。
今年は大きな作品を東京で展示する予定という話はどこかに書いた。ところが会場に至る階段が狭くて今の状態ではもって揚げられないことがわかった。
夏の頃,同じ大きさの木枠をつくって試してみたのだけれど、階段がどうしてもまわらない。まぁ本来この画廊では100号以上は難しいのだと思う。
さてどのようにしたか?会場で確認してくださいな。
ではでは。
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