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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2020.09.19(ポケットの窓から)


はる 7082
 赤を置いた。赤と金と黒と白で形を探り出してゆく。最終的にはモノクロームになるかもしれんな。色即是空というけれど、ここでいう色というのは「欲」ということことだと聞いた。欲というの悪いことではない。人は欲があって生きている。食欲も性欲も睡眠も生きる欲も基本的には皆同じ。欲がなければ生きる事さえままならない。それをどうにかコントロールして生きている。欲をなくしたら死ぬしかない。ただそうだな、時々おもう事がある。食べないでいたらどこまで耐えることが出来るんだろう。禁欲的に自分を追い込んでみたい。修業中の坊主のようにそんなところかな。

 どうしてもうまく見せよう。腕が立つことを見せよう。達者な技術を見せよう(ないのだけど)とするところがある。それは自分の劣等感の裏返しだと思うのだけれど、しっかりしたデッサンの裏打ちがあると見せようとする。それはものすごく上手な今流行りの美人画と同じことなんだな。ひにくれ者だから素直じゃないけど、結局は上手いところを見せようとしているんだな。だれもこんな風には描かない。絵描きは上手く絵を描いて普通だと思われている。そうじゃないだろう、生き方だから絵は道具に過ぎない。

 絵など描いたことがない人が初めて描いたように描きたい。上手さを見せない。技術など全く使いたくない。太い筆で墨をドボッと付けて、不器用に描きたい。そんな風に描けないだろうか。まぁ結局無難ないつもの感じにおちつくのかもしれないが、やってみよう。あと二か月ある。



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ポケットの窓から - 2020.09.18(ポケットの窓から)


はる 7081
 何だかでんでん虫を逆さまにしたような不思議な雲でした。



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今日のアトリエ - 2020.09.17(ポケットの窓から)


はる 7080
 ここまで来ましたが、先に進まなくなりました。潰すかもしれません。



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今日のアトリエ - 2020.09.15(ポケットの窓から)


はる 7078
 墨でデッサンといういたずら書。このくらい大きいと面白いことはおもしろい。この無作為な生きた線がいい。書のようだが、どうなるか。たぶん仕切り直しになるだろう。



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今日のアトリエ - 2020.09.12(ポケットの窓から)


はる 7075
 画面を立ててデッサンを始めた。ここからがなかなか前に進まない。大きな壁に向かい合った達磨の心持ちだ。すぐに見つかる場合もあるけれど、大体がそういったものは面白くない。縦にしたり横にしたり一日中木炭をもって眺めている。アイディアということもあるけれど、なにか物語なりお話しなり納得のいく言い訳を見つける作業のようだ。時々一本の線を引いてお迎えに行く。

 進展があればまた報告します。



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今日のアトリエ - 2020.09.11(ポケットの窓から)


はる 7074
 画面を寝かせてセピア色をグレージング。グレージングとは絵画技術の専門用語かな。要するに薄い色をおつゆ状態にして色付きセルロイドをかけるようにすること。けばけばした色味が落ち着いてくる。反対に色が鈍くなってくる。グレージングすることで仕事がやりやすくなることは確かだ。かなり私の絵に近づいてきた。しかし、いまだに何を描くのかわからない混沌としている。やりながら何かが見えてくると一番いいのだが、そう簡単ではない。何も見えてこなければもう一度下地に戻ることになる。



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今日のアトリエ - 2020.09.10(ポケットの窓から)


はる 7073
 実は画面を床に置いて仕事をしている。そうでないと水性の仕事は絵の具が垂れてしまう。そこが油彩と大きくちがうところだ。画面が大きいので床に置いた場合真ん中あたりに板を渡してその上に乗って仕事をする。やっている途中は全体が見えないという不都合があるが、垂らし込みという上から絵の具を文字通り垂らし込んでゆく技法が使える。これは油彩画で細かく描写してゆく作家には信じられないけれど、へこんだところに絵の具がたまって自然に濃くなったり、にじみとかぼかしというふうな技法が使える。

 金を全体に薄く解いて散らした。こうなると下地がかなり見えなくなって落ち着いた感じになる。まだまだこれからどうなるか全くわからない。ダメもとでやってゆくしかない。

 金は私にとってすこぶる大事な画材だが、絵の具の三原色+白+黒では絶対に得られない特別な色といえるかな。色ではあるけれど色ではないみたいな変な位置にある。金を使いだしたのは油彩画をやっていた時からだけれど、本格的に多用しだしたのは混成技法になってからだな。下地に金が塗られることでイコンのような宗教的な荘厳な感じがでる。下からにじみ出るような光というのかな。西洋でも東洋でも金は背景としてよく使われている。古今東西人は金色に不思議な力を感じていたのかもしれん。もちろん金は本物の金ではありません。あしからず。



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今日のアトリエ - 2020.09.09(ポケットの窓から)


はる 7072
 今日はあまり時間がなかったが、午前中少し仕事をした。グレーを入れた。
 灰色というのは色ではないが、よく知られているように三原色全て混ぜると暗い灰色になる。ということから分かるように灰色はすべての色味を含んでいると考えられる。ここで使った灰色は単純に白に墨を混ぜたもので全色混ぜて作った灰色ではないので説得力はないのだが、灰色はどこに持ってきてもすんなりとなじむ性質を持っている。けばけばしい配色をうまい具合につないでなじませるという特技がある。使いすぎると無性格になってしまうけれどね。上手く使えばとても便利な中和剤だといえる。



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キッチン - 2020.09.08(ポケットの窓から)


はる 7071
 今日は学校の授業をしながらこんなことを考えていた。

 理性的に考えて天国などない。人間死ねば魂もへったくれもなくすべてが消えてなくなって跡形もない。それはこの間の映画の「世界から猫が消えたら」というテーマと一致する。余命を宣告されたら後何日生きられるのかなぁ。。などと考えて滅入ってしまう。大方がそんな感じだ。どんどん鬱になる。

 老人になってうつ病になるのは何となくわかる。寿命がどんどん尽きて行くことの不安。あぁもうすぐこの世ともオサラバカ。。そんなことばかり考えているとうつ病になるわな。

 ところがどうだろう。世の先人たちは粋なことを考えた。この世のほかにあの世があるってね。嘘なんだけれど。嘘も方便騙されてみようか。誰も行って帰ってきたものはいないわけだから勝手に想像すればいい。仮に天国があるとすれば、先に行って待っている人がいる。そう考えただけでも楽しくならないか。余命が尽きてもそこからまた新しい世が始まるわけだ。何も悲しくない、寂しくない、かえって楽しみだというならそれも一つの方便だ。しくしくめそめそ暮らすより何倍もいいのじゃないのかな。



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今日のアトリエ - 2020.09.06(ポケットの窓から)


はる 7069
 何も変わってみえませんが、実は昨日の状態から半回転して上下をさかさまにしてもう一度同じように地塗りしたものです。さてこれからどうするか、もう一度元に戻して地塗りをやり直すかどうか。やればやっただけのことはあるように思います。すっと一直線に目的地に向かえばいいのだけれど、それでうまくゆけばそれが一番いいのだけどね。そうはいかない場合が多い。

 溜めというのかな、そこに至るまでどこまでため込むことができるか、我慢できるか、みたいなことを試されているようなきがする。それが一直線に寄り道しないですっと行ってしまうと浅いんだな。どうも自分にとってはそこじゃ満足しない嫌な性格だな。それもある。

 それからそんなに急いで結論見つけてなんになるんじゃというところもある。ゆっくり楽しんでまだまだこれから道中長く楽しんでいきましょみたいなこと。絵を描きながらどこまで行けるのか自分に問いかけながら何か一つ言えたらいい。そんなかんじ。

 地塗りだけど、ただの地塗りではない。一日終わった時にそれなりに一つの世界が出来ていなければならない。破綻があってはいけない。どうよ。これはこれで一つの抽象作品として完成していない?三原色でできた宇宙の混沌。始まりである。


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