

はる 6953
[PAINTED PRAYERS ] Stephen P.Huy]erより
インドベンガル地方の「祈りの絵画」
これはなかなか衝撃的な写真集です。なんだろう、この生活の中から出てきた絵画の強さ。生きるという事と絵画するということが密接につながっている。絵画とは本来こういったものではないかと思った。近代化することで我々が失ってしまった「大いなるもの」への畏怖と畏敬の念。本来人が失ってはいけないものではないのかな。絵を描く人間として大いに励まされた気がする。長い旅の最後に街の古本屋で見つけた、そして今の私の方向を決定づけた。