
はる 6531
いつも持って歩くブックカバー、もともと古布をアレンジしたものだったのだけれど、最近はあまりにもボロになってカバーになっていない。本のタイトルが読めてしまうほど隙間が出来てしまった。そこでお得意の手持ちの布をあてがって何とか修復することにした。
そうそう、こういうことをやりだすと随分と昔を思い出す。前にも一度書いたけれど、私が小学生の頃切手を収集するのが流行った。当時の事だから大したものは集められないのだけれど、例えばオリンピックの記念切手とかが発売されると争って買にいった。郵便切手だからたぶん5円とか10円だったのだろうな、それが色違いとかカラーとか少し違うのを手に入れると自慢だった。子供の雑誌などにも切手交換のコーナーなんかもあったな。
一種のコレクションなんだけれど、それをストックブックにきれいに並べて見せ合うというのがまた自慢なんだな。ストックブックも色々あって、厚めの百科事典のようなものから文庫本サイズのものまでいろいろあった。私の家はそんなストックブックまで用意できるほど小遣いがなかったんだな。そこで自分で作ることにした。厚紙と布だな。中は透明なセロファンをどこかで手に入れて代用する。厚めの紙と布の組み合わせが丈夫で、見栄えのいいものが出来ることはこの頃から学習していた訳だな。