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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2015.12.01(ポケットの窓から)
はる 5358
 昨日の話とつながるのだけれど、作品が手元から離れるときというのは一抹の寂しさがある。むろん貰い手がなければ困るし、それで生計を立てている訳だから、どれだけ上手くいった作品でも一旦会場に並べば商品となる。それはわかっているのだけれど、心の中は非常に複雑だな。

 自分が気に入った作品でもうしばらく手元に置いておきたい、眺めていたい、ここで手放さなくてもいずれ手放すことになるから、ここではちょっと勧めないでおこうなどという気持ちがちょことでるんだな。作者というのは微妙な心理でね、売りたいのだけれど、手放したくないというところもある。だから直接売るという行為は避けた方がいいように思うな。

 同じものは二度とできない。似たようなものはあったとしても、それぞれ全く違う物だからな。


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comment(2)

 
 
おはようございます。デパートの売り子はただの店員ですが、企画する画商さんは本気ですね。ただ売れればいいとは考えていないように思います。反対に画商さんをどれだけ本気にさせるか、それがプロとアマの違いのように思います。

 
画商というなりわいがそこで意味を持ってくるのでしょうね。でも彼も売りたくないという絵もあるんでしょうね。

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